アラジンH2201

物置状態になっている実家の2階から、アラジンのブルーフレームヒーターを持ってきました。
昭和40年前後、父が不燃物置場から拾ってきたものです。
マイカ(雲母板)ののぞき窓と芯を替えたら、きれいな青い火が点きました。以後、私の部屋専用の暖房機でしたが、結婚してしばらくは新居も暖めました。まぁ、そのころは暖房なんていらなかったけど。( ̄∀ ̄;)
何を思ったか、これを修理してやろうかと。。。
FinePix XP10
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しかし、朽ち方がハンパではありません。
20年近く放っておいたのですから、当然と言えば当然ですが、こんなにボロかったかな~と思えるほど老朽化しています。「オサレなアンティーク」の枠を突き抜けてまんなー。(ノ_ _)ノ
まずは、できる限りバラしましょう。
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CRCを吹きつけ、モンキーレンチとドライバーとプライヤーで、ここまで分解しました。
な、な、なんと、タンクに灯油が入っていました。20年モノ?Σ(・ω・ノ)ノ
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見事なまでにタールがくっついている燃焼部。
内炎筒も固着しています。無理に力を入れて曲げたりしたら補修部品はないので、CRC5-56を吹きかけて放置しておきましょう。
火力調整ノブは回るようになったものの、芯がびくともしません。これも固着しています。
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この丸いのは燃料計なんですが全然見えません。MADE IN ENGLANDがなにげに誇らしそうです。


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マイカののぞき窓は上部がやや曇っていますが、まだ大丈夫でしょう。
窓枠の取付ネジは頭がマイナス。
そのほかのネジもみんなマイナスでした。時代を感じさせますね。
しかし、窓はなんで耐熱ガラスではなく、天然の雲母板なんだろ?耐熱ガラスそのものが、当時はなかったのでしょうか。


自慢のホーロー塗装は、このようにヒビだらけです。
ホーローが落ちたところからはサビが浮いています。
このサビを取り除くのは無理だろうなぁ。
目立たないように、耐熱塗料で塗りますか?


アラジンブルーフレームをググってみたら、1957年にヤナセが輸入代理店となって販売を始めたそうです。
そうそう、マイカと替芯はヤナセに買いに行ったのを覚えています。
ベンツのショールームに「アラジンの替芯ください」って入っていくのは勇気がいりました。
現在、交換部品はほとんどありませんが、替芯だけはなんとか手に入りそう。
このまましばらく放置して、分解できるなら分解しましょう。手に負えなければ、博多に修理店があるので、そこに任せてもいいなと思っています。

数時間後
放置すること1~2時間。
内炎筒を手で回そうとしましたが、やはりビクともしません。
こういうときは、たたくか焼くか、です。トラヴィスで習いました。
中にまだ灯油が入っているから、焼くのはちょっとヤバそうです。
筒を傷つけないよう慎重に、ドライバーの柄でコツコツと周囲をたたきました。
それからドライバーの先端をテコのように使って筒に力を入れると、ほんの少し筒が動きました。
周囲をぐるっと、少しずつ力を加えていきます。
そして手で筒を回すと、グリッと回転。見事に外れました。(^^)/
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こびりついたカーボンやタールをスクレーパーでおおまかに落とし、ペーパーで磨こうとしましたが、あまりの寒さに退散。
天気はいいけど、北風がっ!
家の洗面所で内炎筒を磨きました。
トラのクランクケース磨きを思い出します・・・。


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ほれ、こんなにきれいに。。。
ここまでやる必要はないんですけどね、まっいいか。
メッシュのサンドペーパーと耐水ペーパーで磨きました。
材質は真鍮のようですね。
さすが英国製。
オーバークオリティーぢゃないでしょか。

あとは外筒が外れればシメたもの。ずいぶんと先が見えてきます。
ウ~ム、なんだかワクワクしてきたゾ。\(゚∀゚)/
by tama_photo | 2012-01-14 12:25 | others | Comments(0)