ヘクトール

HEKTOR 1:4.5/135 ライツ社のレンズです。
RICOH GX200
d0032222_19312385.jpg

135ミリf4.5という、お世辞にも明るいとは言えない(というか、暗い)望遠レンズです。
持ってはいたものの、ほとんど使っていません。
M型ライカのような距離計連動機はその構造上、望遠が苦手なのです。ピントは合わせづらいし、ファインダー上でアングルを決めるのも厳しい。
だからM型ライカで望遠といえば、90ミリが限界と私は思っていました。
じゃあライツ社はなぜそんなレンズを作ったかというと、これはビゾといって、アタッチメントを使って近接撮影をするためのレンズ、本来はそういう目的で作られたようです。(間違っていたらごめんなさい)

d0032222_19385596.jpgヘクトールの先端を握って反時計方向へグイッと回すと、なんとレンズの部分が外れます。
レンズはすべてこの部分にあって、残った左側の部分はただの空洞です。
このレンズ部分をアタッチメントにはめて、マクロ撮影をするんですね。
d0032222_19463582.jpgマクロ撮影をやってみようかと、少しそそられましたが、この写真のようにけっこうな機材と、これにベローズ(蛇腹)まで加わりますから、やめました。
M型ライカにアイレベルファインダーつけて、一眼レフみたいに変身させてマクロ撮っても、なんだかちっとも楽しそうではありません。マクロは一眼レフに限ります。

で、その存在も忘れかけていた最近、とあるカメラ関係BBSで「ヘクトールはボケがきれいだ」という話題が持ち上がりました。
実際に作例を見ると、とてもこのシンプルなレンズで撮ったとは思えないような、きれいな写真がそこにありました。

んじゃやってみようと、ペンE-P3に装着して撮ったのがこちら。
E-P3 HEKTOR 135/f4.5
d0032222_19514429.jpg
d0032222_1952899.jpg

どちらも絞りは開放。
元々暗いレンズだからかもしれませんが、開放から締まりがあって、ボケは評判どおりにきれいです。
35ミリカメラに換算すると、焦点距離は270ミリ。室内で三脚は必須。
撮影最短距離もけっこうあって、1.4メートルくらい。近接は苦手ですね。
明るい屋外で使うのがよさそうです。
Commented by テンジン at 2012-01-16 20:47 x
ホント 良い感じのボケ方ですね
ペンで撮るときは開放じゃないと液晶が暗くなっちゃって辛いですね
ヘクトール135mmはまだ手を出していませんが28mmは常用レンズとなっています
アレも開放が6.3なんで絞ってピントを合わせられません
Commented by tama_photo at 2012-01-16 21:08
ヘクトール28ミリ、お高いレンズですね。
写りはいいんだろうなぁ。
ペンのとき、開放にして液晶モニターを拡大表示させ、シャッターを切る段になって絞り込みます。スナップ写真というわけにはいきません。
by tama_photo | 2012-01-16 20:08 | カメラ・写真 | Comments(2)