スーパーアンギュロン

スーパーアンギュロンという怪獣・・・じゃのうて、銘レンズがあります。
35ミリカメラでいうと、ライツのMマウント21ミリが有名なんですが、このレンズは後ろに玉が出っ張っているので、そこがとてもやっかいです。
M型ライカで測光つきのM6やM7だと、この出っ張りが測光の邪魔をして、まともな測光値が出ません。
しかし、なぜか人気があるんですよね。私もその名前に惹かれて購入したクチです。
RICOH GX200

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このように、後ろの出っ張りが半端じゃありません。レンズの後キャップも特別製。

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α7Rにつけようと、あらかじめレンズの出っ張りと、カメラのフランジバックを測ってみました。
レンズは無限遠のときがもっとも出るようで、それでも20.5ミリくらいです。

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α7にライカLMマウントアダプターをつけてフランジバックを測ってみたら、25ミリくらいありそうでした。
くれぐれも、巻尺の先端をセンサーに当てないようにしましょう。

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そして装着。
当たらないと分かってはいるものの、少し緊張しました。

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で、撮ってみたら・・・。(絞りf4、ISO400、三脚使用)

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あちゃー、周辺の減光がひどいですね~。
ホワイトバランスは電球に設定していますが、中央部と周辺部では色温度の再現性がかなり違います。
たる型の歪も出ています。

これはf5.6まで絞ってみました。線の太い描写ではありますが・・・。

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まぁ、オールドレンズですから、こんなものかなと納得しました。
相当なクセ者で、普段使いには厳しいでしょうね。
しかし、周辺減光の特性を生かしてモノクロで撮ったり、アーティスティックな方向を目指したりするにはいいかもしれません。

追記:フランジバックはマウント面からセンサーまでの距離ですが、センサーの前にシャッター幕が下りてくるのを忘れていました。その分を加味して測ってくださいな。
幸い、後玉が最も出てくる無限遠でもシャッター幕と干渉することはありませんでしたが、スーパーアンギュロン21ミリf3.4を装着する場合は自己責任でお願いしますね。

by tama_photo | 2014-01-11 21:31 | カメラ・写真 | Comments(0)