聴き比べ CD vs LP

休みだけど天気も悪いし、今日は一日、家で好きな音楽でも流してグダーッとしようと心に決めたのでした。
あっ、そうだ、CDとLPの音を聴き比べてみよう。
以前、テンジンさん(このブログの常連客さん)に「CDもLPもそんなに差がないですよ」と言ってのけたんだよなー。
あれ、もしかしたらオレの勘違いかもしれないと、不安な気持ちが少し湧いていたのでした。

レコードプレーヤーはウェルテンパード。こいつがアナログ再生のグレードを一気に上げてくれました。
α7R マクロスイター50mm/f1.9

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カートリッジはデノンDL-103改。中身を取り出して硬い木のケースに移植したもの。フォノアンプはCECのPH53です。

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対するCDプレーヤーはエソテリックX01。SACDも聴けます。

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そのほか、アンプはレビンソン38SLとローテルRB-1582。スピーカはB&WのN801です。




CDとLPと、両方持ってるアルバムは数少なし。その少ない中から1枚目。
デイブ・ブルーベック・カルテットのタイム・アウト。3曲目に超有名な竹五が入っています???
竹五=take five \(-_-)
LPは1987年に2,000円で買った国内盤。CDはリマスターされたSACDです。ちょっとハンディ大きいか?

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CD=〇 LP=X
あちゃー、これは完全にLPの負け。全体にベールがかかったようなくぐもった音です。とくにドラムソロの部分は高音域が多いせいか、よけいにひどく聴こえます。左右のセパレーションもイマイチ。
やっぱり「そんなに差がない」はワタシの勘違いか?

気を取り直して2枚目。
過去にこのブログでも何度か取り上げた高音質録音のアルバムです。鈴木勲のブロー・アップ。
どちらもヤフオクで手に入れた中古です。

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CD=△ LP=〇
おや?こりゃいいかも。
高域の伸び、低域の解像度と締まり、ほとんど遜色がありません。なによりもカッティングの音圧レベルの高いこと。
普通、CDとLPはCDのほうが音量がデカいですね。しかしこのアルバムは逆です、LPのほうがCDを1~2割、上回っています。
全体的な音の芯の太さでLPに軍配が上がります。気持ち、中域に付帯音が感じられますが、これはもう好みの問題といっていいレベルでしょう(ワタシの耳では)。

最後はローズマリー・クルーニーのシングズ・バラード。LPは1986年に2,600円で購入した国内盤。
価格がちょっと高めですから、高音質がウリかも。
コンコードレーベルは、だいたい音のいいのが多かったような気がします。
かたやCDはXRCDです。これまたハンディありそ・・・。

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CD=〇 LP=△
しか~し、勝負はやってみなきゃわからないもので、これも甲乙つけがたい音質でしたよ。
結論からいうと透明感、S/N比でCDのほうに分があるんですけど、どうして、28年前のLPも大健闘です。
あっぱれLP!ふがいないぞXRCD!

CDはこれ以上の改善があまり見込めません。しかしLPはカートリッジを替えるという最後の手段があります。
ということはつまり、音はまだまだ格段に、劇的に良くなる伸び代があるわけで、アナログの持つ情報量の多さというか、懐の深さを改めて感じたのでした。

音楽はあまり考えずにサラッと聴き流すのがいいと思います。でもたまにはこうやって性根を入れて聴き込むと、耳も頭も鍛えられます。 と思います。



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Commented by ツーチー at 2014-01-20 22:34 x
こんばんは ^^
昔は洋楽LP を300枚ぐらい持ってたんですが、今はもう1枚もありません ^^
CD が増えてきてからもしつこく残してたんですが、
ジャマ.. とか 床が抜ける.. とかいう声に負け、
ターンテーブルの故障と同時に全部処分してしまいました。
残しておけばよかったなぁ.. (チクショー^^)
カートリッジの交換で音がまだ伸びる余地があるってところに、思わず頷いてしまいました ^^ 聴き比べしてみたいなぁ。
Commented by BMW-GS at 2014-01-20 23:04
こんばんは

CD世代で、アナログプレーヤー
持っていませんが、アナログ派です。
以前、実家のリビングにあったプレーヤーで
オスカーピーターソンやブーニンの
息づかいがいい思い出になってます。
Commented by tama_photo at 2014-01-21 01:12
ツーチーさん、300枚とはすごい!もったいない!
ワタシは器材のほうに力が入って、ソフトは寂しい限りでした。自分で「逆だろ?」と思いつつ。
以前は個人的にタダ同然で処分する人も多かったのですが、今はオークションがあるから、あまり美味しい話は聞きませんね。あっても演歌とか・・・。(^^;
いい音が手軽に楽しめれば、アナログももっと生き残ったと思います。
Commented by tama_photo at 2014-01-21 01:20
BMW_GSさん、ジャズとクラシックの日々をお送りでしたか。
たまにクラシックを聴くと心が洗われるような気がします。ただし、生オケと同じ音量で再生できないので、小編成モノになりがちです。フルオケはやっぱり生がいいですね。
それと、案外録音のいいものが少ないのも不思議な気がします。
Commented by テンジン at 2014-01-21 11:53 x
聴き比べに填っちゃだめですよ
音楽を楽しむことを忘れちゃいます
スガノオキヒコよりホンダトシオになりましょう
カートリッジでも音は全く変わりますがフォノイコライザーも音の透明度と厚さを変えてくれます
SNが良い分CDは厚さ不足を感じちゃってレコードの音の厚さが私には合っているなぁ
一昨日 レコード好きの友人が「これやるよ」とくれたのがシュアーV15タイプⅣ
早速使って聴いてみましょう
Commented by tama_photo at 2014-01-21 12:49
疲れましたよ、テンジンさん。
1曲ずつ通しで聴いて、2度目はLP再生を後追いするように10秒くらい遅れてCDをかけます。そして交互に切り替えて聴き比べました。
人間の記憶はあいまいで、とくに音質なんて片っ端に記憶から消えていくから、後者のやり方は白黒がハッキリしますね。
音の悪さが判明したデイブ・ブルーベックのLPはもう聴かないだろうなー。
Commented by Rifle at 2014-01-21 22:23 x
> CDはこれ以上の改善があまり見込めません。
市販プレーヤーってCDの中身を全部出し切れていないような...アナログLPは量子化していないんで制約が少ないのは確かですね。
Commented by tama_photo at 2014-01-21 22:48
厳密に言えばCDも不完全な状態なのでしょうね。
ただ、CDをチューンアップすると、とんでもなくお金がかかる割に改善されるのはほんのわずかで、やはり「伸び代」が極端に少ないのだと思います。
10万円のCDプレーヤーと100万円のCDプレーヤーの音質の差に、90万円の価値があるとは思えません。(差が聴き分けられないといったほうが正解か?)
by tama_photo | 2014-01-20 15:53 | Music & Audio | Comments(8)