人気ブログランキング | 話題のタグを見る

絵で見るカメラ + plus

tamaphoto.exblog.jp
ブログトップ

レコードを聴く

しとしと雨の日曜日です。
朝からレコードを聴きました。
一人なら大きい音で聴けますが、ヨメもいるので小音量。これでは音の微細な良し悪しは分かりません。
1枚目はローズマリー・クルーニーのウィズ・ラブ。
α7R NIKKOR-S・C 1.4/5cm

レコードを聴く_d0032222_15553935.jpg

このLPは中古を買ったもので、なぜか右上にパンチ穴が開いていました。
元からあまりきれいではなかったけど、音のレベルが上がったときのノイズが耳障りです。
針が磨耗してるのかな?
LPの中身は最高です。ジャズっぽい伴奏。ぶ厚く録音された低音。センスのいい選曲。
このアルバムは最初にCDを買って、それを紛失して、買い直そうとしたら廃盤になっていて、仕方なくLPを買ったのでした。その数年後、SACD(ハイブリッド盤)が出たのですぐに買いました。



レコードを聴く_d0032222_1653358.jpg

次はサリナ・ジョーンズのシフティング・サンズ。
あー、これは録音が悪いですね。ドラムの音に余韻がなく、えらく湿っぽい。
昔々のデジタル録音にありがちな音調です。
録音はロンドン、ミックスダウンが日本。しっかりしろーJVC。

レコードを聴く_d0032222_1665433.jpg

気を取り直してまたローズマリー・クルーニー。シングズ・バラッド。

レコードを聴く_d0032222_16153370.jpg

悪くはないけど、ウィズ・ラブのほうの選曲がいいですね。
クルーニーさんも年取ったか?

最後はハーブ・アルパートのマジック・マン。輸入盤のほうです。

レコードを聴く_d0032222_16173750.jpg

これ、いいなぁ。
もう何年もCDの再販を待っているのですが、いまだに実現していません。
日本国内では販売されておらず、外国でも流通量が少なく、オクでたまに見かけても数万円します。
聞きかじりですが、このハーブ・アルパートさん、レコード会社A&Mの共同経営者だったそうですね。社名のAはアルパートのAだとか。
その後、何があったか知りませんが彼はA&Mをクビになり、彼の楽曲やアルバムの版権は宙に浮いたままだそうです。だからいつまでたっても再販されないのかな。

尼損でマジックマンを検索すると、ヒットしたものの・・・

レコードを聴く_d0032222_16204094.jpg

CD1枚に2諭吉はきつい。

レコードを聴いている間に外国のサイトを探していたら、安い店を見つけました!
95ドルくらいで買えそう。
それでも日本の半額ですよ。
速攻でポチしました。

夕方になってさらにもう1枚。
スタン・ゲッツとジョアン・ジルベルトらによるゲッツ~ジルベルトです。

レコードを聴く_d0032222_19362586.jpg

ボサノバを世界の音楽に押し上げた名盤。
針を落とすと1曲目が「イパネマの娘」ですね。ええなー。
1963年の録音で、お世辞にもいい録音ではないはずなのに、なぜか生々しいんですよ。
このLPは1982年に2,300円で買ったもの。あまり聴かなかったせいかスクラッチノイズもほとんどありません。
あまりに気持ちよくて、聴いていて途中で2度、眠りこけてしまいました。

明日天気になーれ。
Commented by k5 at 2015-05-04 02:39 x
こんばんは。
ハーブ・アルパートの「マルタ島の砂」はワタシが最初に買ったレコード!だとカッコ良かったですが、確か3枚目か4枚目です。いずれにしても懐かしい~。アッ、当然EPです。
ところで、アルパートはA&Mをどっか大手に売り払い巨万の富を得たと、ワタシは記憶しています。うーん、真逆だ・・・。

Commented by tama_photo at 2015-05-04 08:01
おはようございます、k5さん。
アルパート氏の話はウワサ話程度の内容ですから、真偽のほどは分かりませんことよ。ただこのような名盤がずっと眠っているのはなんとも惜しいことだと思います。
それから「マジックマン」のCDですが、請求書が来てびっくりです。CDは95.59ドルでしたが送料が46.50ドル!尼損経由だったのでてっきりタダかと思っていたのに!!
トータル142.09ドルで、1ドル120円で計算すると・・・( ̄▽ ̄;)!!
名前
URL
削除用パスワード

※このブログはコメント承認制を適用しています。ブログの持ち主が承認するまでコメントは表示されません。

by tama_photo | 2015-05-03 16:24 | Music & Audio | Comments(2)

「浅く広く」をモットーに、熊のいない熊本から発信しています。


by tama_photo