引伸ばし用レンズ

フィルムで写真を撮っていた頃には、引伸ばし機というものがありました。
フィルムの裏から光を当て、その光を印画紙上に投影させるためのレンズです。
解像度が高く収差が少ないという特長があります。
これをカメラで使えたら、きっといい写真が撮れるでしょうね。

さっそくポチ。

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ローデンシュトック・ロダゴン、80ミリf4です。



ヤフオクで6,580円でした。(・∀・)/
鏡胴のスライドスイッチのようなものは、絞りのクリックをON/OFFさせるレバーです。

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問題は、これをどうやってカメラに取り付けるか。
引伸ばし用レンズは普通L39というライカマウントですが、カメラに取り付けたとしても繰り出し機構(ヘリコイド)がないので、それを組み込まないといけません。

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結果、これだけの器材が必要になりました。
右からレンズ、L39>M42アダプター、ベローズ、M42>NEXアダプター、カメラ。

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ちょっとトラブったのがL39>M42アダプターです。アルミ製の簡単な造りでしたが、仕上げが雑でそのままではつかなかったため削って修正。
黒い塗装が一部はげているのはそのせいです。

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全部組むとこんな感じになります。モノモノしいですね。

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近接は自在にできますが、遠くを撮るのは苦手。というか撮れません。
撮影距離は0.8mくらいでしょうか。
なぜなら、蛇腹を一番縮めても、レンズ~カメラの距離がレンズの焦点距離より1センチほど長いのです。
無限遠が出ません。
レンズの焦点距離が100ミリ以上あればよかったのですが、まぁ、しばらくは近接で遊んでみます。
いろんなメーカーからヘリコイドのパーツは出ているようなので、そのうちに・・・。

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試写その1。
開放だったと思います。コントラストの低いフワッとした描写です。

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これは1段絞ってf5.6。サボテンのトゲの先端にピントを合わせたのでその後ろがボケて甘く見えますが、結像部分はしっかりしていると思います。

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これは蛇腹を10センチ以上繰り出し、絞りf8で「Ta」にピントを合わせました。
うぇぇ、汚いゴミがきれいに写ってる・・・。

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三脚を持って天気のいい日に外で撮ってみないと、このレンズの実力は分かりませんね。
Commented at 2015-06-22 18:05
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by ツーチー at 2015-06-23 07:03 x
おはようございます ^^
いやぁ しかしアダプターなどを使えば、こんなレンズまで装着できるんですね。
ものものしいといえばそうですが、なんか面白そうですね ^^
外で撮られた写真も楽しみにしておきます ^^

昨日、α6000を買おうかと思い、会社帰りにヨドバシを覗いてみたんですがね。
傍らにあるα7シリーズがつい気になって、あれこれ触ってばかり。
結局、そのまま帰ってきてしまいました(笑)
SONYのAPS-C機も、ボディデザインがもう少しマシなら惑うこともないのですが... (笑)
Commented by tama_photo at 2015-06-23 09:06
ありがとうございました、教授。
さっそくeBayで入手しました。
Commented by tama_photo at 2015-06-23 09:07
おはようございます、ツーチーさん。
もう使いみちがないと思われていたオールドレンズが、ミラーレス一眼の出現でにわかに脚光を浴びました。価格も急騰しているそうです。
SONYにはデザイナーがおらず、パソコンが設計したカメラにカバーをかぶせているだけです。そう思っています。(^^;
by tama_photo | 2015-06-22 00:33 | カメラ・写真 | Comments(4)