聴き込む SL-1200MK4

夜、一人の時間があったのでSL-1200をDL103で聴き込んでみた。

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最初に鈴木勲トリオの BLOW UP 。
ちなみにこのアルバムは録音が「超」よい。
何度も聴いたことがあるので、ウェル・テンパードの再生音が自分の中で基準になっている。
SL-1200で再生すると、ウッドベースの胴鳴りがあまり聞こえてこないのが気になった。
一番低いところの弦の震えも伝わってこない。
何よりも、演奏している空間の表現がほとんどできていない。



この差を「大きい」と見るか「僅か」と見るか、それは聴く人間によってさまざまだろう。
私はSL-1200で高解像の再生はあきらめた。
再生するLPも、古いものに限定しようと思う。
苦手な仕事をさせるより、長所を伸ばすほうが得策だ。

斉藤哲夫、グッドタイムミュージック。
川内倫子ふう写真。^^

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サントラ盤、初めての愛。歌は小椋圭。兄が買ってきたLPだ。

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SL-1200の使いやすさは抜群。
回転数を見るストロボ部分。
クォーツロックがかかると一番大きいドットが静止する。
33回転でも45回転でも78回転!でも、同じく大きいドットが静止する。
ストロボスコープの発振を変えているんだろうか。

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小さいドットはピッチコントロールを使うときに合わせるみたいだ。

そのピッチコントロール部分。
±0のところにクリックポイントがあり、ここにセットすると緑のLEDが点灯する。

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スタイラスイルミネーターはポップアップ式で、使わないなら本体に押し込むことができる。
これがとても便利でありがたい。

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78回転があるからSPレコードだって再生できる。
この78回転があるのは、SL-1200シリーズの中ではMK4だけだ。

とあるセレブな方からいただいたチェックレコードで、トラッカビリティーを調べた。
針圧をDL-103上限の2.8グラムにしてインサイドフォースキャンセラーをMax(3グラム)にしたら、ずいぶん改善された。このレコード、非常に役立っている。北東を向いて手を合わせた。

ところで、左chから音が出なくなったSPUである。
こんな形をしている。カブトムシではない。
この4本の端子が曲者。

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プラスチックのケースを外してゴムカバーをめくると、こんな構造になっていた。
写真で見える上の端子が断線している。左端にきれいにハンダが盛られているが、ここに細いエナメル線がつながっていた(過去形)。
しかし、だれがやったか知らないが、ハンダが上手だなぁ。

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シェルリード線をつなぐとき、この金属棒(端子)が動いたのだ。
本当は筐体に固定されていなければならないのに、接着剤が劣化したのか棒が動いて出たり入ったりした。
髪の毛より細いエナメル線だから、あっけなく切れたのだろう。
つなぐのは至難の業。
DIYでやるなら小型の万力やルーペ、先の細いハンダごてなどがいるだろう。
それでも自信がないから、自分ではやらないことにした。
Commented by k5 at 2016-02-22 02:19 x
こんばんは。
ところで、どーしてDDの1200なんですか?
次は絶対、トーレンスのヴィンテージだと思っていましたので意表を突かれました。
Commented by tama_photo at 2016-02-22 16:52
k5さん
一に値段、二にスペースの問題でした。
2台目はラックの中段に入れるしかなく、なるべく高さのない(薄い)プレーヤーを選びました。SL1200でもレコード盤の入れ替えには気を遣います。
トーレンスはいいですね。何台もウォッチかけていましたが、欲しかったなぁ。
Commented by k5 at 2016-02-22 23:59 x
こんばんは。
学生や若い頃に比べ金額的な事は余裕が出来ましたが、スペースの問題はいかんともし難いです。
オクでダイヤトーンp-610(ロクハン)用エンクロージャーを二連敗していますが、もし落札したらどこに置くか悩みどころで、負けてホッとしているのも事実です。f^_^;)
Commented by tama_photo at 2016-02-23 01:19
k5さん
買ってしまえばなんとかなるものですよ。\(-。。-#ムセキニンナコトイウナ
2台目タンテが来たので300Bが外に押し出されました。まぁ、放熱対策で外に出したほうがかえっていいのですけれど・・・。
P-610は大学の後輩が持ってました。彼の部屋で聴かせてもらって、あまりいいとは思わなかったのを覚えています。あの頃はまだ若くて、とにかくワイドレンジの音こそすべてと思ってましたからね。この年になってみれば、また違う感想を持つことでしょう。そうだ、久しぶりに連絡とってみようかな。「おーい、P-610はまだ持っとうや?」と。
by tama_photo | 2016-02-21 09:58 | Music & Audio | Comments(4)