タンノイ

とても評判のいいスピーカーがある。
安くて小さいけれど音がいいという。
タンノイのREVEAL402。
「リビール」と呼ぶのか「リヴェール」なのか、定かではない。

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ウーハーは直径10センチしかない。1.9センチツイーターとの2ウェイバスレフ方式。
寸法は高さ24cm×幅14.7cm×奥行21.2cm。奥行だけはけっこうある。
他のスピーカーとちょっと違うのは「パワードスピーカー」といって、アンプが内蔵されていること。
この小さな箱の中にバイアンプ方式の25W×2とネットワークが入っている。
だから音楽プレーヤーやスマホ、タブレットとつなぐだけで迫力ある音が再生される。




というわけで、2台買ってみた。
大きな箱で届いた。

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開けたら中身は2個だった。

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外箱は2重構造。

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1台出してスタンドの上に置いてみる。
このスタンドはLS3/5a用として建具屋Sくんに作ってもらったものだ。
また使うことになるとは思ってもいなかった。

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入力はマランツDA-04とつないでいたプリアウトを使った。マランツはローテルのパワーアンプと一緒にバイアンプでノーチラスを鳴らしていたが、しばらく休んでもらってノーチラスはローテル1台で鳴らすことにした。
プリを通ってくるから、音量調整はプリで簡単にできる。タンノイにもボリュームはついているが、左右別々だし、ツマミは背面だから操作は面倒だ。
タンノイのボリュームは、最終的にMaxから2クリック戻したところで使っている。

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ホントはアンバランス(RCA)でつなぐ予定だった。その準備もしていたけど、タンノイには一般的なRCA入力端子がない。
イヤホンのようなステレオミニジャックもあるが、音質的にどうなんだろう。

パワードスピーカーは便利なようだが、ひとつ不便なことがある。それは電源。
1台に1本、電源ケーブルがついている。
コンセントの空きがもうなかったので、これまた使っていなかったCSEのアイソレーション電源を使う。
その効果が確認できないのでお払い箱になっていたが、ここでまた使うとは思ってもいなかった。
これだと2台いっぺんにON/OFFができるからよい。
背面の青色LEDがけっこう明るいなぁ。

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いよいよ試聴。
To GROVER,with LOVE をかけてみる。

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なんじゃい こりゃぁぁ!

松田優作的衝撃が私の体内を走った。

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とてもこのサイズからは考えられない低音が、あふれるように出てくる。
すごいすごい。
すごいぞー・・・。

しかし
ちょっと変だぞー・・・。

要は低音の「質」。
ゴリッとした、ものすごくクセのある低音が耳につく。
第一、低域が出すぎる。
過ぎたるは及ばざるがごとしというように、あふれる低音が中高音を邪魔している。
高域を強調するスイッチがあったのでそれをONにしたが、ボーカルがサチッてしまうのですぐやめた。

ジャズ、ポップス、ロック、ボーカル、いろいろ聴いてみた。
なにか改善策はないか、タンノイの背面を見回していたら電源のところに「100~120V」の表示を見つけた。
あっそうだ、117Vにしてみよう。
アイソレーション電源には100Vのほかに117Vのコンセントが2つある。そこからタンノイへ電気を供給してみた。

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あら不思議。あのゴリッとしたクセがずいぶん和らいだジャマイカ。

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さらに聴きこんでいくが、どうしてもこの出過ぎる低音が曲者だ。

イーグルスのライブ盤 HELL FREEZES OVER に入ったホテルカリフォルニアをかけてみた。
イントロのアコギに続いてバスドラがズンッと入ってくるが、この音がまったくバスドラに聞こえない。
同じ部分をLE8Tで聴いてみた。
音圧こそ違うが、ノーチラスと同じバスドラの音がする。
さすがだね、LE8T。

タンノイは100Hz付近から下の低音に妙なクセがついていて、この部分が多い曲は苦手みたいだ。
得手・不得手の差が大きい。

しかし2台で3諭吉ちょっとというその価格を考えたら驚異的な音だ。
中高域は素直に伸びているし、S/Nもいい。
欲を言えば、中高域のず太さが欲しいけど・・・。
もっと鳴らし込んでエージングが進めば、いい方向に音が変わってくるかもしれない。
しばらくは遊べる。
Commented at 2016-11-21 04:37 x
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by tama_photo | 2016-05-30 22:24 | Music & Audio | Comments(1)