降臨 オールドレビンソン

それは神の声だったのかもしれない。
「いっちゃえ おっさん」

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カメラ:α7R 16-35ミリf4 90ミリマクロf2.8



憧れのLNP-2Lが来た。

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本体は1週間前に届いていたが、電源部がなかったので天草のショップに作ってもらっていた。それが完成したので今日取りに行った。
電源ケーブルは本来の4ピンから3ピンへと変更されている。チャックもねじ込みロック式になっていた。
電源部とアンプをつなぎ、初めて電源を入れる。緊張の一瞬。

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作製を依頼した(有)エイブルのしゃちょからこう言われた。
「ここに1アンペアのヒューズを入れてます。過電流でモジュールを壊すことがあるのでね。予備のヒューズはその横にセットになって入っています」と。
微笑みながら話すその言葉の裏に『いつ壊れてもおかしくないから用心してね』という忠告が含まれているように感じたのは、私がヒネクレ者だからか。

「パチン」と電源部のスイッチを入れた。
メーターとメーターの間のLEDが赤く光った・・・。
アンプと電源部と、交互に見つめる・・・
長いようで短い、短いようで長い時間が流れた。
・・・ホッ、ヒューズ、切れなかった。

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まずはレコードが聴けるように、プレーヤーをつないでみた。
当初はフォノアンプを通したり、昇圧トランスを入れたりしたが、やっているうちにいらないことが分かった。
ないほうが、ゲインが合って使いやすい。昇圧すると音がデカ過ぎて使いづらいのだ。
またフォノ入力が2系統あるので、2台のプレーヤーがそのままつなげる。フォノアンプもいらなくなった。

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ちゃんと音が出ることが分かったので入れ替えることにした。38SLよ、3年間ご苦労さんでした。
その前に脚をつけよう。
LNP-2Lはウッドケースに入ったものが多いが、これは裸だった。ウッドケースがついていたとしても、このラックには幅が広すぎて入らない。ケースなしでギリギリなのだ。
脚をとめるネジは、手持ちのネジが合わなかった。インチネジらしい。
無理矢理ミリネジをぶち込むようなことはせず、両面テープで底面に4つ貼り付けた。
この脚はフォノアンプPH53のものだ。
PH53の筐体はちっこいが、脚は無駄に大きい。でもその無駄で助かった。
ここ数日はタンノイのインシュレーターとして使っていたが、タンノイはしばらく休ませよう。

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いらなくなったフォノアンプ2台と昇圧トランス。ケーブルもずいぶん余ったぞ。

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説明書も何もないので恐る恐る触っていくうちに、だんだん分かってきた。
上段左から、まず入力切替のツマミ。
このアンプは端子が特殊で、レモピンという変てこなプラグを使わないとRCA端子が接続できない。
レモピンは4本しか付属していなかったので、2本はパワーアンプへのメインアウトに使った。残る2本はフォノ1に使ったから、フォノ2はまだ接続できないでいる。真空管アンプへの出力もできていない。
テープ入力端子はレモとXLR併設なので、テープ1はPCからのハイレゾ、テープ2はCDをXLRでつなげた。
入力感度ツマミ(左右)はなるべく-0(右いっぱい)のほうが音はいいそうだ。MCカートリッジを直接つなぐと、-0で使える。左右のバランスはここで調整する。
一番右には、入力をさらに+10、+20、+30、+40dB増幅するツマミがついている。
これがあるから昇圧トランスはいらないってことなんだろうな。

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下段にはトーンコントロールのツマミが並んでいる。
トーンコントロールのついたプリアンプなんて、何年ぶりだろう。
音調を変えるのは楽しみのひとつだったのだが、コントロールをONにすると、ゲイン(入力)が+10dBも上がってしまう。
ただでさえゲインがものすごく高くて絞るのに苦労しているのに、トーンコントロールやりたさに+10dBも感度を上げたくはない。そのうち間違ってスピーカーを壊してしまうような気がしてしょうがないのだ。
だからこのトーンコントロールは封印することにした。フォノなら使えないこともないが・・・。
そして右端が本丸のボリュームである。
ボリュームツマミ以外にボリュームを変えられるツマミが4つもあって、ヲジサンは戸惑っている。
このアンプはレコード専用で、ライン入力は付録だと自分に言い聞かせよう。

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で、配線をあれこれやっているうちに娘が帰ってきて、ちゃんとしたヒアリングテストはできなかった。
でもレコードを聴いた限りでは、38SLよりもかなり低域が厚く深く、中高域はなんともいえない甘さが漂ってきた。たぶん気に入るだろう。

まさにイチかバチか、アンプと心中する覚悟で落札してみたが、左のゲイン(入力感度)ツマミに若干のガリがあったくらいで、他に不具合は見られなかった。
結果として、市場価格の50~60%で入手できたことになる。

あ、リモコンってないんだよね。
Commented by k5 at 2016-07-30 02:02 x
うわーっ!!!つ、つ、ついに(絶句)
不具合がなくホント良かったですね。
聴いてみたいゼ。
Commented by tama_photo at 2016-07-30 02:16
k5さん
帰りにサマージャンボ買うべきでした。^^
これからレコードを聴く時間が増えると思います。ハイレゾはパソコンからの送り出しを下げるつもりですが、CDばかりはどうしようもありません。間にアッテネーターかましたら音質が落ちるでしょうね。
Commented by salgadou at 2016-07-30 08:18
おお!憐憫尊降誕!!!
Commented by tama_photo at 2016-07-30 10:54
教授おはようございます。
朝からレコードを聴いています。
さすがにS/Nはよくないですが、いじるところがたくさんあって面白いです。検索しても使い方の詳しいところがヒットせず、「どうしたもんじゃろうのぅ」の日々が続きそうです。
Commented by k5 at 2016-07-30 14:34 x
こんにちは。(コッチもやっと冷静になりました)
もう検索済みでご存知かもしれませんが、ステレオサウンド誌の編集者であった宮崎勝己氏のブログにLNP2の色々な事が書かれています。
http://audiosharing.com/blog/
独善的で理屈っぽいトコが鼻に付く場合がありますが、知識量がスゴイので時々読んでます。記事の数が膨大ですが、カテゴリーにLNP2があります。
ところで、CDプレーヤーにボリュームはついてませんか?ワタシはパワーアンプに直につないでいた頃ゲインの調整はプレーヤーでしてました。
Commented by tama_photo at 2016-07-30 15:32
k5さん
情報源をありがとうございます。時間のあるときにのぞいてみます。
CDデッキには音量調整がないと思います。知人がプリアンプなしでワディアのCDPを鳴らしていましたが、ワディアには出力の調整がついていました。
CDPはこれまで4台使いましたが、4台とも調整はなかったですね。ついてるほうが珍しいのではないでしょうか。
念のためもう一度、取説を読み直してみます。
Commented by Rifle at 2016-07-31 13:28 x
ありゃーぁ、行き着く所へ行っちゃいましたね。(絶句)
Commented by tama_photo at 2016-07-31 15:37
Rifleさん
はい、もう思い残すところは・・・あっ、ガラードのプレーヤーとJBLのC36と、やっぱりキリがありません。
by tama_photo | 2016-07-30 01:26 | Music & Audio | Comments(8)