福田式花火の撮り方

自分でも初めての撮り方だったので、ピントを合わせるのが精いっぱいでした。
参考にした写真家の金武さんの作品と比べると、インパクトが弱いですねぇ。
参考にしたのはこちら→ 月刊 大人のソニー

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まず、私のはボケの芯が細い。
アンド、尖り方が単純な円錐形で、面白みに欠けます。

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金武さんのはごらんのとおり、根っこが太くて、2次曲線的に先端は鋭く尖っています。(画象は借用)

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もうお見事としか言いようのない作品ですね~。

自分なりにこの差を考えてみました。
憶測も入っていますが・・・

下の図は上から花火、シャッター、ピントリングというように、3段に分けて図示してみました。
時間軸は左から右です。花火が打ち上げられて、炸裂して、広がって消えるまでですから、この図全体の時間は3秒程度です。

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解説をよく読めばよかったのでしょうが、花火に行く直前に読んだのでね、やり方が少々違ったようです。
私は花火が開いたと同時にピントリングを無限遠(∞)側に回しましたが、金武さんは少し間を置いて動かしているようです。こうすると花火の根っこが太くボケるのではないかと思います。
また、最初のピントリングの位置からして違うように思います。
私はせいぜい3メートルくらい。もっと近く1.5メートルくらいから始めれば、ボケの大きさも違ってきます。

それから無限遠にするタイミングも金武さんは早い。早いから花火の先端がピンと尖っています。
ここのところは解説にちゃんと書いてありました。「花火がある程度開いたら、花火にピントをあわせ」と。
読まなかった私のミスです。読んだかもしれないけど、頭の中に残っていませんでした。(^^;
私は花火が消えるタイミングに合わせてピントを無限遠にしていました。
でも花火が開いている2秒そこらでピントリングを素早く操作するのって案外大変ですよ。

使えるレンズ 使えないレンズ

シャッターはバルブにして、ISOは100、フォーカスはマニュアル。絞りは出来を見ながら5.6~8くらい。
ところが困ったことが分かりました。
この日持っていった90ミリマクロレンズが、オーバーインフ(無限遠を超えた領域)になることです。
それもかなりの量で、絞りを8や11まで絞っても、ピントリングを止まるまで回すとピントが合いません。
こんなにズレるんです。
赤い線は画像編集で引いたものですが、本来はここで止まってほしいですね。

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調べてみると、どのレンズにもオーバーインフの領域はあるそうです。
これが全然ないと、温度や気圧の変化等で無限遠に合焦しなくなることがあるから、その調整代(シロ)としてオーバーインフを設けていると。
古いレンズはその領域がごく小さかったけど、今はそれが大きくなっているそうです。
でもこの90ミリマクロは、いくらなんでも大きすぎだと思いますね。

いまにして思うと、古いレンズを持っていったほうがよかったかなと。
たとえばニッコールPの10.5センチ2.5。円形絞りだからボケもきれいですよ。
ピントリングがカチッと止まったところが無限遠。ピントもビシッと決まります。回転角度は大きいですけどね。

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現代の新しいレンズは、ピントリングがなかったり、あっても距離が書いてなかったりというレンズが多いです。
これでは花火のこの写し方には絶対使えません。
花火撮影中は液晶画面がブラックアウトするので、頼りはピントリングの指標だけなんです。
ちょうちんの下で撮ったので、その明かりに助けられました。

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オーバーインフにならないよう、注意しながらピントリングを動かしました。
これが古いレンズで、無限遠でカチッと止まってくれたら、何倍も歩留まりがよかったと思いますよ。
ピントリングがプリセットできるレンズがあるといいのにな。
Commented by YDの寅次郎 at 2016-08-18 16:55 x
こんにちはtamaさん
YDで長谷観音にお参りに行ったら住職が御堂にいて其処に有る大和言葉の般若心経を読んでいると背中を数珠でさすって下さってくれました。
ヤッパリSACDの背後霊が見えたようです、実はヤホーでポチとしたら相手がアキュフェーズと関係があるデザイン会社の元社長で「菅野沖彦さんは第一線を退いているがお元気」と教えてくれました
今日はチョコレート屋がお休みなので北に有る芦屋の海岸を目指し旬の槍烏賊を食べようと「とっとっ館」へ臨時休業(tamaらん)しかた無いので若松の物産館へ鯛の漬け丼680円最後の一杯と書いてあります「それならばと注文」その後貼り紙をチェックすると無くなっていました
今年は台風が来ていないので海の色がとってもチャミング明るいヒスイ色でハマユウが綺麗に浮き上がっておりました。
Commented by tama_photo at 2016-08-18 17:19
寅次郎さん
この暑い中に活発な行動、お見それいたします。
臨時休館のアンラッキーと最後の漬け丼のラッキーで、今日はプラスマイナスゼロですね。
近ごろはCDのリッピング(CDの曲をパソコンに入れる)ばかりしています。1日5枚程度ですが。
音質はそれほど低下しません。パッと見つけてパッと聴けるのがなんとも便利です。このノートPCに手持ちのCDが全部入るかもしれません。
そしてたまに、不便なレコードをかけます。これはPCには取り込めません。
Commented by テンジン at 2016-08-19 10:04 x
10年近く前、湘南カメラクラブのオフ会に参加していた西川さんという女性がそのころ花火をよく撮っていました
ここがHPです
http://www.green.dti.ne.jp/midorinokaze/
これ填まるようですね
今年の花火はそろそろ終わりでしょうから、来年は上達した腕で綺麗な写真をアップしてください

今回の泥ちゃんがつかまっても絶対民事解決しないつもり
10年以上前にあった詐欺でも手下から持ちかけられた民事解決しないで刑事さんと1年追いかけて余罪合計で5年牢屋にぶっ込みました
お金が返ってこなくとも悪いやつには罰を与えないとね
Commented by tama_photo at 2016-08-19 12:53
テンジンさん
おつゆさんからも教えていただきました。
この撮影方法を「福田式」というらしいです。どこの福田さんなんだろう。デジタルで開発したのか、それともフィルムの時代なのか、いろいろ知りたくなりました。
うちがコソ泥に狙われたらひとたまりもないだろうな。救いは目の前が公園で隣が会社の事務所で、世間の目につきやすいところですかね。
Commented by ツーチー at 2016-08-20 07:07 x
おはようございます ^^
しかしこういう写真が撮れるとは凄いですね~
福田式というんですか。こういう上級テクニックを身につけることができれば、
写真を撮る楽しみの幅も一層広がるのでしょうね。

写真は知識とテクニックと熱意が大切。
この方法を編み出したどこかの福田さん、私も興味が出てきました ^^
tama さんの来年の花火写真にも一層期待しております ^^
Commented by tama_photo at 2016-08-20 08:50
ツーチーさん
来年ですか? たぶん撮らないと思います。( ̄∀ ̄;)
たしかに面白い表現方法ではありますね。最初にこれを考えた福田さんには敬意を表します。
でも好みではない。どっちかというと不肖ワタクシは、ありのままをそのまんま撮るのが好きなんです(不精という説も)。
だからフィルター類もプロテクター以外ほとんど使わないし、コラージュとかもしません。風景の電線や自販機を消したことはありますが、最近はこれも、風景のひとつとして写っていてもいいんでないかいと思うようになりました。
不精ワタクシ、しわ、ハゲ、ホクロも、これはこれでいいんでないかいと思えるような人間になりたいと思っております。
Commented by ツーチー at 2016-08-21 08:39 x
tama さん
なるほどそうですね~
言われてみれば、tama さんに特殊効果とかは似合わんような気がしますね ^^
私も基本的にはありのままというのが好きでして、
ブログアップ用の人物写真へボカシ入れるのにもじつは抵抗を感じてます。仕方ないですが。
しかしスピードメーターの針を消すのは、なぜかこれっぽっちも抵抗感がありません (笑)
Commented by tama_photo at 2016-08-21 19:16
ツーチーさん
針消しは自己防衛本能でしょう。(^^;
米国では知人や友人でも本人の許可なしに顔をSNS等にアップするのはご法度だそうで、すぐ訴訟になると在米数十年の方がおっしゃっていました。
日本だと、実害がなければ訴訟にはならないと思いますが、理由にならない理由(いちゃもん)をつけられないとは限りませんね。住みにくい世の中になったものです。
by tama_photo | 2016-08-17 13:04 | カメラ・写真 | Comments(8)