レジェンド登板(EL34pp)

かれこれ1年近く眠っていた自作のアンプ、EL34ppに火を入れてみました。
その前に真空管を全部抜き、ボンネットをきれいに掃除して単体でスイッチ・オン。
ホコリが焼けるような匂いがかすかにしたものの、発火や爆発はしかったのでアンプとスピーカーをつなぎました。

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このアンプを作ったのはまだ独身のころだったので、たぶん30年は経っていると思います。
もちろんこれまでに球はすべて何度か入れ替え、ボリュームやいくつかのパーツも交換しています。
設計はたしか瀬川冬樹さんではなかったかなぁ。月刊Stereoに実体配線図つきで載っていました。
数年前に球を総替えしたとき、依頼したオーディオショップの社長が「もっといい音にしてやるけん」と勝手に配線を変えたので、もうオリジナルの瀬川アンプじゃないけれど・・・。まっ、いいか。( ̄∀ ̄;)
作ったときの配線図のコピーは大事に取っていましたが、引っ越したときのどさくさに紛れてしまいました。

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SP-LE8Tを鳴らしてみました。
やっぱりねぇ、低域の力強さが全然足りません。
中高域は滑らかではあるけれど、パンチというか、押し出しが感じられないんです。
詳しいことは知りませんが、回路としてはEL34(6CA7)を4本、ECC82(12AU7)を3本使ったプッシュプル方式で、35W/chの出力。
いつも聴いているサン・オーディオの300Bシングルは8W/chなのに、あっちのほうがうんとパワフルなんです。
300Bがなければこっちを使いますが、こうも音が違うと、わざわざEL34を選ぶ理由はありませんね。
出力トランスの違いでしょうか。
こうして比べてみると、投入された物量の違いがそのまま音に表れているような気がします。

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EL34はまたしばらくお休み願います。
Commented by k5 at 2017-02-27 17:40 x
こんにちは。
自作EL34もトランス類はラックスで揃えられて、結構お高かったんではと思いまするが。
ヨーロッパ生まれの34と、アメリカ生まれの300B、お生まれの差があるのか。それとも回路の違いか?
だから、オーディオは難しい、いや面白い。(駄耳がエラソーに、ポカッ(._+ )☆)
Commented by tama_photo at 2017-02-28 00:33
k5さん
これまで何台か管球アンプを聴いてきましたが、音がいいと実感したのはすべてシングルアンプでした。まぁ、私がいう「いい音」ってのは、低域がよく出ているという意味ですが・・・。
常識的に考えても、コーン紙を制御しやすいのはプッシュプルだと考えますが、実際に出てくる音はまったく違うのであります。
このEL34ppと300Bシングル、どんな駄耳の方が聴いても一聴瞭然ですよ。保証します。
by tama_photo | 2017-02-25 10:08 | Music & Audio | Comments(2)