SPUを聴く

どこかのだれかさんが「SPUはいい、ほんとにいい」と何度も言うもんだから、あたしもSPUを登板させましたタイ。

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だれかさんのSPUは最近発売になったSPU#1というモデルです。
あたしのSPUは、ちと違います。針交換用SPU-GEのNOS(New Old Stock)で、あのカブトムシケースに入っていませんでした。むき出し。
買ってすぐ、ウェルテンパードのストレートアームに着けて聴いたけど、大変でした。
端子が細くて普通のリード線が使えないし、アームから直出しのリード線は切るし、最後は内部の細い線も切ってしまって、それは悲惨でした。
その後、Mシェルという、Gシェルの下部カバーのないやつを着せて、ユニバーサルカートリッジとして保管していました。
しかし、2ndテーブルのラックスPD-121はモノラル専用になってしまって、SPUの出番は回ってきません。
周りからそういう評判が耳に入ってくると、ワンポイントリリーフでもいいから、久しぶりにSPUを聴いてみようという気分になったのでした。
カートリッジ交換の前に、両者の自重を測ってみました。
ヘッドシェル込みの重さです。102とSPUのシェルは違いますから、測定値はカタログデータとは異なります。
まずモノラルのDL-102は23.8グラム。

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SPUは20.6グラム。

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これくらいの差なら、ウェイトを交換しなくても対応できそうです。
で、装着してみましたが、なんとか針圧を4グラムにすることができました。

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ノラ・ジョーンズを聴いてみました。

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続けてシェルビィ・リンを聴いてみました。

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【感想】


ライラヘリコンと比べると、高域の伸びはなく、低域の分解能も落ちます。
余韻や響きの表現が不得意で、朴訥(ぼくとつ)な音です。
持ち味は中域の力強さと滑らかさでしょう。ヘリコンのような神経質なところがなく、ゆったりとした気分で聴くことができます。
!!!いい例えが見つかりました。
SPU=左門豊作
ヘリコン=花形満
われながら、よく思いつきました。(^^;
ワタシの好きな低域はやや我慢を強いられますが、よく耳をそば立てれば聴こえてきます。
最新録音盤よりも、60~70年代のステレオ黎明期のLPが合います。
PD-121にはオートリフトアップがないので、気分がよくなってそのまま寝ないようにしなければなりません。
そこだけ注意して、しばらく左門豊作と遊ぶことにします。




Commented by 西野和馬 at 2017-04-15 09:25 x
tamaさん。それって、僕のことでしょうか? 
うちではSPU#1に交換したら、もう実にアナログらしいいい音になったんですよ(笑)。高域の艶というかコクという、きらきらかんもありますし。もちろんおっしゃるとおり低域もず~んと出ます。
もううちでは、SPUで決まりです。昨日オーディオ道場にいったら、SPUがたくさんありました(笑)。
Commented by tama_photo at 2017-04-15 10:50
西野和馬さん
それは気のせいです。( ̄▽ ̄;)
昨晩もずっとSPUを聴いたのですが、フォルテシモで音が歪むことに気づきました。そのLPだけカッティングレベルが高かったのだと思います。私のSPUは長期保管品でしたから、針は新しくてもダンパーが硬化しているのではないかと思います。
ヘリコンだと歪はありませんが、高域がキンキンして中低域が薄いことに今さら気づきました。やっぱりジャズにはSPUばいと。
もうシナジーは買えないので、ワシモ#1楕円針、逝っちゃおうかなぁ。
by tama_photo | 2017-04-11 19:28 | Music & Audio | Comments(2)