オーディオ遍歴 2年ぶりにその2

過去記事をずーっと読んでいたら、こんなものがありました。
オーディオ遍歴
もう2年以上前の記事です。
気が向いたので、第2弾を勝手にいってみます。(^^
その前に、ホーン型スピーカー最後の写真を紹介しておきます。

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エンクロージャーがJBL4560。詳しくいうと、4560BKSです。BKAが米国製でBKSは国産。合板の材質が微妙に違うという人もいます。これは裏にサンスイ電機の銘板が張ってありました。
もしかして「BK」はブラックの略で、「A」がアメリカ「S」がサンスイって? まさかねー。
2441ドライバーには2350ラジアルホーン。ツイーター2402は音道に下げていますが、これがネックでした。
音像がまとまらないんです。もっと奥に引っ込めるべきでした。ツイーターのケーブルはベルデン9497です。
ウーハーはアルテックの515Bになっています。
ラックは上からCECのトランスポートTL51と、その下はマイクロメガ(フランス)のDAC1です。
なんでセパレートにしたんでしょうね。場所取るのに・・・。
その下が管球式プリアンプです。ファーストサウンドという、これは米国のガレージメーカーではないかな。
建具屋Sくんからの借りもの。
ターンテーブルはPro-ject RPM9(オーストリア)で、カートリッジは記憶にありません。昇圧トランスが見当たらないので、たぶんシュアのV-15IIIだったかと思います。このころはCDが主で、LPはあまり聴いていませんでした。
そしてパンチングメタルで隠れたところに管球アンプが2台、自作EL34ppとエレキットKT88シングルが入っています。その下にアンセム(カナダ)のEL34pp。ツイーターをKT88シングル、ドライバーをアンセム、ウーハーを自作アンプでそれぞれ鳴らしていました。
一番下がチャンデバのアキュフェーズF15です。500Hzと7000Hzの12dB/octにしていました。





このホーンシステムをやめた一番の原因は「低音が出ない」ことです。
それまで10年以上、その音に親しんできながら、ある日突然、低音の出方に不満を持ちました。
そのきっかけになったのが、なんとiPodなのです。

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もっと言うと、カナル型イヤホンで聴くiPodですね。ハンパない重低音が聴こえます。
ポケットに入る音楽プレーヤーの音に、JBLの巨大スピーカーが負けている。このことは許せない事実でした。
たまらずヤマハのYST方式スーパーウーハーを2台も入れましたが、音のつながりがおかしいんです。違和感が拭えません。
スーパーウーハーはすぐに手放し、ウーハーをより強力なアルテックにしたり、チャンデバ(テクニクスSH-D1000)を新たに2台買ってクロスオーバー周波数を下げたりしましたが、根本的な解決には程遠い状況でした。
SH-D1000は「プログラマブル・オーディオ・プロセッサー」という名称でした。コンピューターとつないでソフトを入れると、チャンデバになったりグライコになったり、はたまたディレイになったりするのです。
発展性のある製品ではありましたがS/Nが悪くて、使いものにならないと判断しました。

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いまにして思えばホーン型独特の音は魅力的だったのですが、目先の低音に目がくらんで手放すことを決心。
次期スピーカーはB&WのN801と心に決めていました。いや、N801に決めたのが先でしたね。
いろんな試聴記事を読むと、だれもがその低域の再生能力をほめちぎっていました。だから先にN801が欲しいという気持ちが膨らんで、じゃぁホーン型は手放そうと決めたのです。
この写真はN801が届いて4560と入れ替えたところです。N801をXクロスにセッティングしています。

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N801の導入後しばらくはアンプ選びで苦労しました。
意外とよかったのがSくんから借りた2A3シングル。実際はウーハーを制御できずに低音垂れ流し状態だったようですが、けっこう低いところまで出ていました。
その後、真空管はキッパリとあきらめ、ノーマ(norma=イタリア)の100W×2プリメインアンプをしばらく使用。
そんな適当なアンプをつないでも再生する音はすごかったです。
重低音が入っているCDを探しては、飽きもせずに聴きました。
パワーアンプをプリニウス(Plinius=ニュージーランド)にしたあたりから、iPodをしのぐ重低音が聴けるようになりました。
以後、マランツのDA04をBTL接続で2台使いし、ローテルRB1582で「これだ」という確信を得ました。

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セパレートにして最初のプリアンプは、ステロP200という韓国か中国のお手ごろ価格のアンプでした。
新品が定価の半額だったこともあって購入しましたが、音はどこといって特長のない無難な感じで、S/Nは悪くなかったですね。
でもボリュームダイヤルが無いことだけは我慢できませんでした。音量の操作はリモコンまたは押しボタンなんです。
それと、フェイスパネルがグレーというのも気に入りませんでした。

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しばらく我慢していたら、果報は寝て待てといいますが、建具屋Sくんが突如「スレッショルド使う?」との提案。
リモコンの調子が悪くて、Sくんはソウルノートのプリメインに替えていました。
リモコンが使えないだけで他は正常でしたので、喜んで使わせてもらいました。
スレッショルドT2はいいプリでした。ジャズをエネルギッシュに再生します。原音に忠実ではないのかもしれませんが、より気持ちよく音を奏でてくれる数少ないプリアンプだったと思います。

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写真でも分かるように電源部が別で、常時通電して使っていました。
A級動作のため、プリだけどけっこう熱を持ちました。
しかしこれも次第に調子が悪くなり、手動でも動かなくなりました。Sくんに返そうとしたら「もういらない」と言います。
じゃぁ修理するべーと、カリフォルニアまで送ったのはこのブログにも書きましたね。
修理に半年がかかり、その間にレビンソンの38SLを手に入れたので、せっかく直ってきたけれど、オークションで売り飛ばしたのでした。ちなみに落札価格は修理代+米国往復送料に満たない金額でした。

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スレッショルドはいいアンプですが壊れやすく、代理店も現在はないので、壊れたら国内での修理は難しいです。
その点、レビンソンは安心ですね。いまは2台目ですけど(1台目はSくんにあげました)故障はありません。

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その2、おわります。

by tama_photo | 2017-07-22 22:10 | Music & Audio | Comments(0)