お蔵入りレンズ活用法 その3(S/Cマウント)

S/Cマウントといっても、ピンと来ない人がほとんどかと思います。
ここでいう「S/Cマウント」とは略語で、正しくは「ニコンSマウント & コンタックスCマウント」のことです。
元祖はコンタックスCマウントで、それをまねてニコンが採用しました。
このマウントアダプターは複雑な形をしています。そしてヘリコイド(繰り出し機構)が組み込まれています。
S/Cマウントのレンズにはヘリコイドのないものが多いので、ボディ側で合わせるんですね。
きょうはニッコールS・C5センチf1.4で撮ってみました。

d0032222_18321135.jpg




絞り開放(1.4)で撮ると、モヤッとした眠い写真になります。

d0032222_18341283.jpg

よく言えば、フワッと柔らかい描写。(^^;
蛇口がキラキラ輝いています。

d0032222_18380299.jpg

周辺の光量が低下するのも気になるところ。
でも背景の玉ボケもきれいで光にあふれた暖かい感じがします。実際はとても寒かったんですよ。

d0032222_18420252.jpg

f4まで絞ってしまえば、そのような特徴は消えてフツーっぽくなります。

d0032222_18462427.jpg

これもf4。背景のキラキラした玉ボケも減ります。でも立体感は悪くないですね。

d0032222_19005673.jpg

S/Cマウントレンズを並べてみました。
カメラに装着しているのはロシア製ジュピター12(35ミリ2.8)、大きいのはニッコールP10.5センチ2.5、手前左がオプトンゾナー50ミリ1.5、手前右がきょう使ったニッコールS・C5センチ1.4です。

d0032222_18494396.jpg

このほかにもう1本、ジュピター8(50ミリ2.0)がありますから、全部で5本。同じ焦点距離(50ミリ)が3本というのは無駄な気もしますが、これだけあればアダプターを買う必要もあると自分で納得しています。

Commented by hirosalgadou at 2017-12-12 13:36
とても参考になりますわ。
オプトン・ゾナーの写りも是非ご披露くださいm(_ _)m
Commented by tama_photo at 2017-12-12 16:33
> hirosalgadouさん
顔本のグループでアップしたのですが、そうかsalgadouさんは見られないんですね。このグループは「オールドレンズ開放同盟」というもので、名前のとおり「開放」での撮影が原則です。こちらは1~2段絞りたいのに絞れない、なんとも不自由なグループです。
開放で撮ったほうが古玉の特徴はよく出ますが、美点も隠してしまうのでなんとも歯がゆいグループなんです。近日中にこちらへアップしましょう。
by tama_photo | 2017-12-11 19:07 | カメラ・写真 | Comments(2)