2010年 09月 28日
筋骨エンジン
トラのエンジンは本当にカッコいいと思います。
上に行くほど大きくなる逆三角形で、さらに張り出したロッカーカバーが、筋骨隆々とした肉体を連想させます。
今日は、シリンダーヘッドを載せました・・・と、文字で書くと簡単ですが
合わせ面をパーツクリーナで脱脂し、液体ガスケットを指で塗り、規定のトルクで規定の順番に9本のヘッドボルトを締めます。
その前段として、プッシュロッドカバーのオイルシール(ゴム製のワッシャ)が1ミリ弱つぶれるようにちょうどいい厚みのものを選び、シリンダーヘッドの銅製ガスケットは焼きなましで柔らかくしておきます。ネジというネジはすべてスムーズに締まるかチェックして、渋いものはダイスとタップで修正。ボルトにスレッドコンパウントを塗っておきます。
前段の前段として、すべてのパーツは灯油で洗浄しておきます。
・・・つまり、簡単ではありません。ささいな作業ひとつひとつに、ノウハウがあります。
トラのライバル、ノートンは、単にバイクとして見ればトラより優れていると認めざるを得ませんが、ことエンジンブロックの造形美という点ではトラが2歩も3歩も優位にあると思います。
とはいえ、なにが美しいかは見る人次第ですから、あまり「どれがいい」「これがいい」と書くのはやめておきましょう。
あ~ホレボレする。\(-。。-# 完全に自己満足の世界です。
上に行くほど大きくなる逆三角形で、さらに張り出したロッカーカバーが、筋骨隆々とした肉体を連想させます。
今日は、シリンダーヘッドを載せました・・・と、文字で書くと簡単ですが
合わせ面をパーツクリーナで脱脂し、液体ガスケットを指で塗り、規定のトルクで規定の順番に9本のヘッドボルトを締めます。
その前段として、プッシュロッドカバーのオイルシール(ゴム製のワッシャ)が1ミリ弱つぶれるようにちょうどいい厚みのものを選び、シリンダーヘッドの銅製ガスケットは焼きなましで柔らかくしておきます。ネジというネジはすべてスムーズに締まるかチェックして、渋いものはダイスとタップで修正。ボルトにスレッドコンパウントを塗っておきます。
前段の前段として、すべてのパーツは灯油で洗浄しておきます。
・・・つまり、簡単ではありません。ささいな作業ひとつひとつに、ノウハウがあります。
トラのライバル、ノートンは、単にバイクとして見ればトラより優れていると認めざるを得ませんが、ことエンジンブロックの造形美という点ではトラが2歩も3歩も優位にあると思います。
とはいえ、なにが美しいかは見る人次第ですから、あまり「どれがいい」「これがいい」と書くのはやめておきましょう。
あ~ホレボレする。\(-。。-# 完全に自己満足の世界です。
自分の整備はチェーンへの注油程度が精一杯ですから、講師が居るとはいえ、自らの手でここまで作業できる人を見ると無条件に尊敬しちゃいます。
今のバイクはインジェクションなど各部の電子化が進んでいるので、専用の機器がある所でないと手を出せないですね。
今のバイクはインジェクションなど各部の電子化が進んでいるので、専用の機器がある所でないと手を出せないですね。
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tama_photo at 2010-10-01 11:15
いえいえ、私はただのあやつり人形です。\(-。。-#
3台くらいレストアしたら、少しは自信がつくかも(その前に破産する)・・・。
3台くらいレストアしたら、少しは自信がつくかも(その前に破産する)・・・。
by tama_photo
| 2010-09-28 00:32
| トライアンフ
|
Comments(2)