2017年 06月 24日
LPをパソコンに入れる
LPしかない音源をデジタルデータにして録音しておきたい。
ずっと前からそう考えていたが、どうやればそれが実現できるのか、いまひとつ頭の中に見えてこなかった。
FaceBookでそのことをぶっちゃけてみたら、ありがたいことにたくさんのアドバイスをいただいた。
フォノイコライザー内蔵のRCA→USB変換ケーブルを買い、PC(パソコン)にソフトを入れて取り込んだら?とか
USB出力のあるプレーヤー(前記事に書いたようなやつ)を買うとか
DACを買ってDSD録音(いわゆる「ハイレゾ」にするってことかな)するとか、ハードルの低いものから高いものまで、バラエティーに富んだ書き込みがあった。
その中でも一番簡単だったのが、ラインアウトからPCM録音機で録音するというもの。
PCM録音機なら持ち腐れ機のTASCAMがあるし、ケーブルさえあればすぐにでもできるジャマイカ。
ケーブルの箱をひっくり返してみたが、それらしきものがない。
待てよ、iPodとステレオをつなぐためにミニジャック→RCA変換ケーブルを娘に買ってやったことを思い出した。
これでPCMレコーダーとつなげばいい。娘の部屋から持ってきた。
レコーダーの外部マイクロホン入力にステレオミニジャックを差し込み、片方はレモピンアダプターを介してプリアンプのREC-OUTへ。
レコードをかけて録音レベルを確認してみたら、入力がとんでもなく大きかった。
TASCAMの録音レベルを1にしてもピークランプが消えない。
ちなみにTASCAMの録音レベルは標準が50でMaxが90。そのスケールで「1」でも大きいのだ。
う~む、失敗の巻か。
ふとプリアンプを見たら、普通のアンプにはついていないインプットレベルの調整ツマミがあるではないか。
メーターの針を大きく動かしたいので、レベルはいつもMaxにしていた。
このツマミを12時の位置くらいまで下げる。表示では-9dBか。
するとなんということでしょう。入力レベルもいい具合に下がって、TASCAMの録音レベルを10にすることができた。
この状態で、ヤマハの販促LP「SESSIONⅢ」を録音してみた。
このレコードは1982年3月20日(土)にエレクトロニクス寿屋でもらったものだ。
ただくれたのではない。オーディオテクニカのカートリッジAT33E‐MCを買ったからくれたのだった。
そのカートリッジでこのLPを聴いてみてよ、と当時の長坂さんの愛が詰まっている。
相当に凝った録音で、その状況がこと細かに書いてある。でもワタシ的にはちょっとデッド過ぎて味気ない音だと思う。
しかしネイザン・イーストのスラップベースは耳新しくてとってもカッコよく、何度も繰り返して聴いたものだ。
A面を一気に録音した後、USBケーブルでパソコンとつなぎ、データを移動する。形式はWAVだ。
パソコンでの再生はiTunesを使う。
CDからのリッピングなら自動的にfoobar2000でも再生できるようになるのだが、TASCAM録音はそれができないようだ。
音源はWAV形式だから、再生ソフトはiTunesでもfoobar2000でも音質は変わらないはずだ。
それと、アルバムアートワークが貼りつけできなかった。
再生してみたが、なかなかよい。レコードを聴いているのとほとんど違わない。
たぶんカセットテープよりいいと思う。
CD-Rに焼くこともできるが、そこまではしない。CD-RよりLPのほうが耐久性があると思うから。
B面を録音・保存した後で、ヘレンメリルの名曲を入れてみた。これはモノラルカートリッジで再生した。
You'd Be So Nice To Come Home to の1曲だけを録音し、PCへ移す。
アルバム名やアーティスト名等を手入力したら、すでにリッピングしていたCD盤の最後(8曲目)に入ってしまった。
しかしこれもfoobar2000では認識しない。1~7曲目は再生できるのに、なんでだろう。
まだ録音したいLPが何枚かある。
ONKYOの販促「QUARTET-1 JAZZ」、ダイヤトーンの販促LPも入れたいなぁ。
寅次郎さんからいただいた「エフ・エックス」も。
とにかくCDバージョンのないLPを中心に、ヒマを見つけて取り込もう。
LPのハイレゾ化にも少しは興味がある。
SESSIONⅢは一部をYouTubeに公開したので、おヒマな方はどうぞ。
ずっと前からそう考えていたが、どうやればそれが実現できるのか、いまひとつ頭の中に見えてこなかった。
FaceBookでそのことをぶっちゃけてみたら、ありがたいことにたくさんのアドバイスをいただいた。
フォノイコライザー内蔵のRCA→USB変換ケーブルを買い、PC(パソコン)にソフトを入れて取り込んだら?とか
USB出力のあるプレーヤー(前記事に書いたようなやつ)を買うとか
DACを買ってDSD録音(いわゆる「ハイレゾ」にするってことかな)するとか、ハードルの低いものから高いものまで、バラエティーに富んだ書き込みがあった。
その中でも一番簡単だったのが、ラインアウトからPCM録音機で録音するというもの。
PCM録音機なら持ち腐れ機のTASCAMがあるし、ケーブルさえあればすぐにでもできるジャマイカ。
ケーブルの箱をひっくり返してみたが、それらしきものがない。
待てよ、iPodとステレオをつなぐためにミニジャック→RCA変換ケーブルを娘に買ってやったことを思い出した。
これでPCMレコーダーとつなげばいい。娘の部屋から持ってきた。
レコーダーの外部マイクロホン入力にステレオミニジャックを差し込み、片方はレモピンアダプターを介してプリアンプのREC-OUTへ。
レコードをかけて録音レベルを確認してみたら、入力がとんでもなく大きかった。
TASCAMの録音レベルを1にしてもピークランプが消えない。
ちなみにTASCAMの録音レベルは標準が50でMaxが90。そのスケールで「1」でも大きいのだ。
う~む、失敗の巻か。
ふとプリアンプを見たら、普通のアンプにはついていないインプットレベルの調整ツマミがあるではないか。
メーターの針を大きく動かしたいので、レベルはいつもMaxにしていた。
このツマミを12時の位置くらいまで下げる。表示では-9dBか。
するとなんということでしょう。入力レベルもいい具合に下がって、TASCAMの録音レベルを10にすることができた。
この状態で、ヤマハの販促LP「SESSIONⅢ」を録音してみた。
このレコードは1982年3月20日(土)にエレクトロニクス寿屋でもらったものだ。
ただくれたのではない。オーディオテクニカのカートリッジAT33E‐MCを買ったからくれたのだった。
そのカートリッジでこのLPを聴いてみてよ、と当時の長坂さんの愛が詰まっている。
相当に凝った録音で、その状況がこと細かに書いてある。でもワタシ的にはちょっとデッド過ぎて味気ない音だと思う。
しかしネイザン・イーストのスラップベースは耳新しくてとってもカッコよく、何度も繰り返して聴いたものだ。
A面を一気に録音した後、USBケーブルでパソコンとつなぎ、データを移動する。形式はWAVだ。
パソコンでの再生はiTunesを使う。
CDからのリッピングなら自動的にfoobar2000でも再生できるようになるのだが、TASCAM録音はそれができないようだ。
音源はWAV形式だから、再生ソフトはiTunesでもfoobar2000でも音質は変わらないはずだ。
それと、アルバムアートワークが貼りつけできなかった。
再生してみたが、なかなかよい。レコードを聴いているのとほとんど違わない。
たぶんカセットテープよりいいと思う。
CD-Rに焼くこともできるが、そこまではしない。CD-RよりLPのほうが耐久性があると思うから。
B面を録音・保存した後で、ヘレンメリルの名曲を入れてみた。これはモノラルカートリッジで再生した。
You'd Be So Nice To Come Home to の1曲だけを録音し、PCへ移す。
アルバム名やアーティスト名等を手入力したら、すでにリッピングしていたCD盤の最後(8曲目)に入ってしまった。
しかしこれもfoobar2000では認識しない。1~7曲目は再生できるのに、なんでだろう。
まだ録音したいLPが何枚かある。
ONKYOの販促「QUARTET-1 JAZZ」、ダイヤトーンの販促LPも入れたいなぁ。
寅次郎さんからいただいた「エフ・エックス」も。
とにかくCDバージョンのないLPを中心に、ヒマを見つけて取り込もう。
LPのハイレゾ化にも少しは興味がある。
SESSIONⅢは一部をYouTubeに公開したので、おヒマな方はどうぞ。
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at 2017-06-25 15:10
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ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
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tama_photo at 2017-06-25 17:58
寅次郎さん
ヒミツのコメントになってますが、どこが秘密なんでしょうか?
文旦のマーマレード作りが失敗したので恥かしかったのかな。そうでした、うちも蜂蜜が切れていました。また日之影町まで買いに行くか。でも遠いなぁ。。。
ヒミツのコメントになってますが、どこが秘密なんでしょうか?
文旦のマーマレード作りが失敗したので恥かしかったのかな。そうでした、うちも蜂蜜が切れていました。また日之影町まで買いに行くか。でも遠いなぁ。。。
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テンジン
at 2017-06-25 18:20
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いい情報
TASCAMでLPがWAVに出来るなら買わなきゃ
今填まっているカーナビミュージックに利用出来ます
CD 買っても昔LPで聴いたのとは違うバランスが多いのですぐやってみたいです
買うTASCAMは何がいいのかしら?
TASCAMでLPがWAVに出来るなら買わなきゃ
今填まっているカーナビミュージックに利用出来ます
CD 買っても昔LPで聴いたのとは違うバランスが多いのですぐやってみたいです
買うTASCAMは何がいいのかしら?
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tama_photo at 2017-06-25 20:30
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tamabaa3 at 2017-06-26 11:22
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tama_photo at 2017-06-27 07:10
tamabaa3さん
梅雨になると一気にアジサイの写真があちこちのブログやBBSを賑わわせますが、私はアジサイ=ヤブ蚊のイメージが強すぎて、アジサイを撮る気になれません。(^^;
しずくの絵で十分、梅雨を表現できるものだと感心しましたよ。
梅雨になると一気にアジサイの写真があちこちのブログやBBSを賑わわせますが、私はアジサイ=ヤブ蚊のイメージが強すぎて、アジサイを撮る気になれません。(^^;
しずくの絵で十分、梅雨を表現できるものだと感心しましたよ。
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misasagi4
at 2020-07-01 23:00
x
tama_photo様の「デジタルに金をつぎ込むな」に大賛成です.
・・・かと言ってアナログにもつぎ込めませんが。
ワタシのチープなリッピングはベリンガー社製インターフェースUA222(3500円程度)を使います。
(録音)プリアンプRec out→UA222→Mac book USBポートへ。
ただこれだけです。(再生はこの逆、itunesで)
PCには無償ソフトのAudacityを入れていますから、ここに録音され、
曲を分けたりノイズを消去したりできます。
編集した曲をiTunesに移してお好みのリストを作成。
こんな安物のインターフェースでもLPと同じ?音なんです。
ケーブルは無難な88760を使っています。
・・・かと言ってアナログにもつぎ込めませんが。
ワタシのチープなリッピングはベリンガー社製インターフェースUA222(3500円程度)を使います。
(録音)プリアンプRec out→UA222→Mac book USBポートへ。
ただこれだけです。(再生はこの逆、itunesで)
PCには無償ソフトのAudacityを入れていますから、ここに録音され、
曲を分けたりノイズを消去したりできます。
編集した曲をiTunesに移してお好みのリストを作成。
こんな安物のインターフェースでもLPと同じ?音なんです。
ケーブルは無難な88760を使っています。
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tama_photo at 2020-07-02 09:52
> misasagi4さん
いまはLPのリッピングをやめてしまいました。やっぱりレコードはジャケットから出してホコリを取って針を下ろす、その一連の儀式の後に聴くと気分がいいんです。
ジャケットスタンドも買ったので、それを立てかけると気分はジャズ喫茶です。
TASCAMを使うのは空気録音オンリーですね。スピーカーから出た音を録音しています。
いまはLPのリッピングをやめてしまいました。やっぱりレコードはジャケットから出してホコリを取って針を下ろす、その一連の儀式の後に聴くと気分がいいんです。
ジャケットスタンドも買ったので、それを立てかけると気分はジャズ喫茶です。
TASCAMを使うのは空気録音オンリーですね。スピーカーから出た音を録音しています。
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misasagi4
at 2020-07-02 14:55
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tama_photo at 2020-07-03 09:08
by tama_photo
| 2017-06-24 19:00
| Music & Audio
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