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「浅く広く」をモットーに、熊のいない熊本から発信しています。


by tama_photo
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真空管で聴くクリスマスレコードコンサート

表題のコンサートが玉名市民会館で開かれていまして、最終日のきょう、行ってきました。
会場の玉名市民会館まではおよそ30キロあります。ムーヴに乗って一人出かけました。
45分ほどでとうちゃこ。

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中に入ろうとしたら、全部の入口に鍵がかかっていました。
あれ~?
あたりを見回すと、ほかにも2つ3つの建物があります。
なんだ、市民会館がもうひとつあるじゃないか。

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会場は「玉名市民会館第3会議室」だったので、きっとこっちでしょう。最初の建物は大ホールで、同じ市民会館だけど分離して建ててあるんですね。

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会場は中程度の会議室。まだ開演前だったので、人は少なかったです。
係の人に「写真撮っていいですか」と聞くと「あぁ、どうぞどうぞ。たくさん撮って宣伝してください」とのこと。
いいなぁ、このゆるさが。

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会議室の周りにいろんなコンポーネントが展示してありました。珍しいものをいくつか紹介します。
変な形のシャシーだなと思ったら「スティングレー」という名前のアンプでした。プリメインでしょうか。

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これはケースが透明なプリアンプ。うちから比較的近いショップのオリジナル品です。
ほんとうは名前がついていて「パンドラ」といいます。すごい音がします。

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この大きなチューブは845というやつかな? カッコいいですね。
なんでもプレート電圧が1000ボルト近くあるそうで、自作するのは怖いアンプだというウワサは耳にしました。
一度でいいから音を聴いてみたいものです。

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聴いてみたいといえば、OTL(アウトプットトランスレス)の巨大なモノラルアンプも聴きたかった。
残念ながらきょうは出番がなかったようです。フッターマンという名前も初耳です。

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そうこうしているうちに開演時間となりました。
代表の方(たぶんこの施設を運営している法人の理事長)のあいさつと、機器を提供した2人の紹介がありました。
後ろのきれいなおねいさんはミス・マーチンローガン。\(-。。-#

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2種類のシステムを交互に聴くというスタイルで第1部のジャズが始まりました。
まずこの方の先攻・・・って戦いじゃないけれど、ちょっとした音のバトルでしたよ。

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音の入口から説明すると、テクニクスSP-10にロングアームのSPU。プリはLNP-2Lで(おっ、オレと一緒ジャマイカ)パワーアンプもマークレビンソンの20L。昨日は真空管で鳴らしたと言っていたので、昨日だったらOTLアンプが聴けたかも。
スピーカーは箱がTADもどきのガウスユニットという説明でした。
たぶん15インチウーハーをツインでバスレフにして、3ウェイのオールホーンでしょう。

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後攻は最初の方と比べるとずいぶん若者。

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プレーヤーはオラクルにSPU。プリはマランツ7R。パワーはマランツ9Rと300Bのマルチ駆動でアルテックの817システムを鳴らしていました。
クロスは800Hzと言ってました。2ウェイでした。

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このシステムで1曲ずつですが、2時間にわたって次々と名曲中の名曲が再生されていきました。
どちらのシステムも大がかりなだけに、スケールの大きい再生音でしたね。
観客はご覧のとおり。女性の姿もチラホラありました。

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で、エラそうに評価すると、先攻のガウスは3ウェイなだけに高域まで伸びていました。しかし低域はややブーミーで、ウッドベースの音階がうやむやに聴こえることがありました。
これは部屋のセッティングが大きいと思います。急きょ用意された音響的にはあまり工夫されていない会議室ですから、ほとんど煮詰められていないのではないかな。

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アルテックのほうが、どちらかというと好みでした。自分の耳には2ウェイで十分だと思いましたね。
ただし、新しい録音のLPになるとさすがに高域不足は否めず、生ギターのような繊細な音は骨格が太すぎて不自然に聴こえました。

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どちらもジャズ再生に特化したシステムで(とくにスピーカーが)、得手不得手がハッキリしていると思いました。
少し古い録音のジャズコンボなどは水を得た魚のように生き生きと再生します。
ホーン特有の分厚い中高音がじつに気持ちいい。あぁ、ジャズはこうでなくっちゃとウットリしてしまいます。
しかし新しくてワイドレンジな録音になると厳しい。2部に入ってクラシックを少し聴きましたが、パイプオルガンの低音部はアルテックにはかなり苦しそうでした。
それともうひとつ気になったのはモノラルレコードもステレオのカートリッジで再生していたこと。
お二人ともプレーヤーを2~3台持ってきていたようなので、せっかくならモノはモノカートリッジで再生して欲しかった。たぶん参加した人もモノラルの音の良さには驚くはずです。

2部のクラシックが始まったところで会場を出ましたが、帰りに記念品をいただきました。
杉板に焼印を押したもの。
また開かれたらまた参加しようと思います。

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外はもう真っ暗でした。

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Commented by YDの寅次郎 at 2017-12-20 13:12 x
お疲れ様です。日曜日はパンドラとフッカマーンでTDAを聞く事ができたのでTDAに軍配を上げましたが、やはり真空管アンプを6時間フルに鳴らすのは可哀そうと思いましたのでそれはそうですね
今回の音は張り出し方がパワフルで各々の楽器が独立した様に聞こえてると思いました、すぐに影響されるのでスピーカーのダクトをとっかえひっかえ近づけるように調整致しました
今ではこの様なレコードコンサートは北海道でしか聞けないと思っていましたので有り難い事だと思いました
Commented by tama_photo at 2017-12-20 14:04
> YDの寅次郎さん
そっちがよかったですね。私にとってはレビンソンのアンプなんてどうでもよかった(失礼)ので、OTLアンプの音が聴きたかったなぁ。
それにしても、器材を提供したお二人には頭が下がります。終わったのが9時だそうですから、それからトラックに積んで家までお持ち帰りはさぞや大変だったことでしょう。ハンパない大きさですからね。移送中の事故にはちゃんと対応できているんでしょうか。いらぬおせっかいですが、心配になりました。
Commented by k5 at 2017-12-20 23:52 x
こんばんは。
↑でtamaさんが言っていますが、この様な発表会で凄いのは、機材の搬入・片ずけですね。
ワタシなぞスピーカーの重量を思っただけでイヤになり、とてもご勘弁願います。
新スピーカーは、まだ音が定まりません。楽しいんだかなんだか、ははって感じです。
てて
Commented by tama_photo at 2017-12-21 02:59
> k5さん
自宅からの搬出と移動とセッティング、終わってからの撤収と自宅への搬送、再設置までぜーんぶ業者がやってくれるなら考えないでもないかなぁ。いや、業者でも信頼できる業者でないと扱い方を知らないから怖いですよ。とくに黒い××だったら・・・\(-。。-#
Commented by SevenFifty at 2017-12-25 22:58 x
こんばんは。
SevenFiftyです。

玉名市民会館は昭和40年着工ですね。
設計段階では昭和30年代なので昨今の耐震基準も満たしないのでしょう。
耐震補強も見えないので出来た当時の姿なのでしょう。
素晴らしいです。
Commented by tama_photo at 2017-12-26 09:09
> SevenFiftyさん
おぉ、そちらに目が行きましたか?
たしかに威風堂々とした外観です。斜張橋の脚をほうふつさせるX型の柱が力強いですね。これだけ頑丈そうなのに耐震基準は満たしていないのが不思議に思えます。
Commented by YDの寅次郎 at 2017-12-29 14:35 x
こんにちはTDAスピーカから最初に流れた曲がマイルスデイビスのマイ・ファニー・バレンタインでした野分の風のごとく定位置とキレイなピアノの音がすきま風のように忍び込んで虜に致しましたレコードコンサートの様な凄い音はムリでもボクの機材で同じ音に聞こえるようにと調整いたしました、同じ音源を鳴らして見たくなるのは人の子として致し方無いと思いポチとして今日はマイルスデイビスが響き裂ける様な高音を出している事にビックリするのと音源として良かったのだと思いました。
フォルクスのヘッドフォン格好いいです歳を取ると「おーと思える激しい感動が無いのでそう言った出会いをしたいと思います」
Commented by tama_photo at 2017-12-30 17:46
> YDの寅次郎さん
同じことをやってますね。私はクラシックの部で1曲目にかかったバッハの「トッカータとフーガ」のLPを買いました。パイプオルガンの入ったよく耳にする曲です。
チリノイズがひどくて2度も水洗しましたが、それでもきれいにならず、超音波洗浄機を買おうかなという妙な購買意欲が高まってしまいました。
結論としてアルテックよりずいぶんいい音で、それ「らしく」鳴りました。N-801の万能ぶりに驚いた反面、アルテックの一途さがうらやましくもありました。
今夜はマイルスのマイ・ファニー・バレンタインを聴いてみます。
by tama_photo | 2017-12-20 02:27 | Music & Audio | Comments(8)