歌うマイルス & PD121A

甘損からLP「死刑台のエレベーター」が届きました。
注文してから届くまでに16日。輸入盤にしては早いほうでしょうか。

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サックスのミニコンサートへ行って、プレイヤーの中田博さんが好きだといったバルネ・ウィランのアルバムを探していてたどり着いたのが「死刑台のエレベーター」でした。
同名の映画の音楽を頼まれたマイルスが、現地で集めたメンバーとパリで録音。その中にバルネ・ウィランがテナーサックスで参加していました。ちょこっとですけどね。
サントラはA面に10曲、収録されています。
彼の演奏が聴けるのは3曲目、5曲目、9曲目・・・かな。漫然としていると聴き逃してしまうくらいです。
サントラなのでどの曲も2分前後と短く、中には1分未満のものやベースとドラムだけなんてのもあります。
録音は1957年なので、バルネ・ウィランはまだ二十歳ですよ。それを考えると、演奏時間は短いけれど選ばれただけでも大したものですね。

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届いたアルバムのシュリンクをはがしていると
ヨメ「それ、だれの?」
たま「マイルスのアルバム。こないだ聴いたサックスの中田さんが好きて言ってたサックス奏者が入っとるけん注文した。死刑台のエレベーターていう映画のサントラたい」
ヨメ「じゃぁ歌がマイルス?」
たま「・・・」


気を取り直してさっそく聴きました。
モノラル録音なのでDL-102の出番ですが、この時点ではまだ2ndプレーヤー不在の状態だったので、ウェルテンパード+ライラヘリコンです。

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いいけど、サントラはサントラ。映画が主ですね。効果音的な短い曲ばかり。面白くありません。
マイルスの歌も入っていませんでした。( ̄∀ ̄;)

夕方、大きな箱が届きました。

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中身はプレーヤー、ラックスのPD121Aです。

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アームがないから安く終わると思いきや、4諭吉っつぁんをちょっと超えました。
PD121から外しておいたSME-3009imp.をガチャンとワンタッチで装着します。

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アームが簡単に付け替えられるから、このタンテを選びました。
デノンやパイオニアも候補に挙がりましたが、プリンスが厚くてラック中段では使いにくいと思ったのです。
水平を調整し、針圧をチェック。トランス経由でパンドラにつなぎました。
ヘレンメリルを聴いてみました。

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おぉ、やっぱり図太い。音がガツンと来ます。
しかしボリュームが大きすぎて、自分の好きな音量まで落とすと右の音が小さくなってしまいます。
やっぱりT-300はしばらく休ませ、フォノへダイレクトにつなぎましょう。
新しいターンテーブルPD121Aは例によってブラックライトが点きません。しかし他は快調。
PD121とはモーターが変わったそうで、ワウフラッターが0.03%以下から0.025%へ、S/N比が60dB以上から63dB以上へ、それぞれ向上しています。そしてスイッチをオフにしたとき、プラッターにブレーキがかかります。これは便利。
回転数の調整をしようとしたら調整ダイヤルがありません。クォーツロック?でもないよなぁ。

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夜はモノラル祭りになりました。
中でもこれがよかった。

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最後に聴いたマイルスのモノラル盤「Steamin'」は低域が出すぎて気になりました。
音の輪郭がハッキリしないウッドベースはつまらないし、その音が大きいとどうしようもないですね。
なんか後味の悪い祭りでした。

Commented by テンジン at 2018-02-21 16:25 x
今回は音の入口を攻めたんですね  
同じくSME3009にシュアーType3を使っていますがタンテがDP3000なのからか出てくる音の感動は買った45年前ほどではありません
tamaさんのように小遣いが自由じゃないのでL100用のシステムは弄らず、カーステレオのタイムアライメントを弄ったりミニコンポに付けた中華デジアンプの調整を楽しんでいるくらいです
そうそう 中華アンプ電源はトロイダルトランス製品を見つけましたがキットの上けっこうな値段
そこで12Vスイッチング電源の許容電流が5Aのものを買って使ったら真空管ハムが出なくなっただけじゃなく再生音もさらに分厚くなって満足
1480円の投資で気をよくしてスティブレイボーンのライヴCDを2枚甘損に注文しちゃって今月の小遣いは底をつきました
明日自分の給料を早めに出さなきゃ
Commented by tama_photo at 2018-02-21 17:13
> テンジンさん
タンテが壊れたのは予想外でした。「攻めた」というより原状復帰ですよ。前のタンテとほぼ一緒ですから、いじる楽しみがありません。
だからというわけではないにせよ、きょうはカートリッジをDL-102からSPU-GE、エンパイア4000D/IIIとハシゴして音色の違いを確かめています。次にバリレラに替えて「あぁ、やっぱりいかん」とDL-102に戻す予定です。
購入に諭吉さんがいらない中華デジアンがジワジワと日本を侵食しているようです。ネットワークオーディオの普及とともに、オーディオ界もどんどん様変わりしているようで、私はもうついていけません。
Commented by hirosalgadou at 2018-02-21 18:10
歌うマイルスってのは無いけど「微笑むマイルス」ってのはあったと思う。
Commented by k5 at 2018-02-21 20:35 x
こんばんは。
「死刑台のエレベーター」やっぱり、そう思われましたか。映画を観た時スゲーカッケーと思いましたが、音楽だけ聴くと「エッ・・」となり1回か2回しか聴いてません。 (;^ω^)ハハハ
ジャケットのジャンヌ・モロー。10代のガキの頃はそんなに美人じゃないし、なんで人気があるのか分からなかったのですが、五十を過ぎた頃から魅力を理解しだしました。今ではとてもイイ女優さんと思っております。
Commented by tama_photo at 2018-02-21 21:47
> hirosalgadouさん
それはもしかして「SMILES」ですか?
マイルスのアルバムで歌が入っているのがあります。もちろんマイルス様が歌っているのではありません。アルバムThe Man With The Hornのタイトル曲にランディ・ホールという男性が歌い上げています。あの頃のマイルスはだれも理解してくれなかったようですが、ワタシの最初のマイルスはThe Man With・・・だったのです。だから深く印象に残っています。
今夜はエンパイアで井上陽水を聴いてます。
Commented by tama_photo at 2018-02-21 21:50
> k5さん
B面はちゃんとしたジャズアルバムでした。
ジャンヌ・モロー、この写真はとても好きです。マイルスもウィランもいなくても、このアルバム買ったかもしれません。
Commented by YDの寅次郎 at 2018-02-27 14:49 x
こんにちは今日はYDで中津のグルービィのランチを食べに行きましたご飯茶碗が油滴天目の雰囲気が有り初めて奥さんとお話させて貰いましたそして耶馬渓美人25℃を買って河津桜を見に行きましたが一枝に咲いている状態でボク的には下着一枚少なくて済む気温なのですが桜は「だめよーだめだめ」と声が聞こえました。
Commented by tama_photo at 2018-02-27 22:39
> YDの寅次郎さん
天目というと曜変天目茶碗を思い起こします。それも国宝の稲葉天目を。
月・火で長崎のランタンヘスチバルを見物してきましたよ。中国らしいど派手な赤い飾りや照明で街が飾り立てられていて、異国情緒をしばし堪能してきました。こういう文化もいいなと思った次第。国交がうまくいっていないせいか、中国や韓国、朝鮮を毛嫌いする人が多いいまの社会ですが、日本の歴史は中国と朝鮮を手本として成長してきた文化ですから、そのへんのことを何も学ぼうとしないで批判するのかはどうかと思いますね。
by tama_photo | 2018-02-21 03:16 | Music & Audio | Comments(8)