金沢 4日目

金沢に来たら便通がよくなった。
仕事を完全に辞めて最近はウ〇コが2~3日に1回しか出なくなっていた。
でも金沢に来たら毎日出るからうれしい。
なんでだろうとよく考えたら、金沢の街を毎日1万歩近く歩いているのが功を奏しているようだ。
今朝は金箔入りウ〇コが出たと思う。\(-。。-#

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タクシーで主計町(かずえまち)茶屋街へ行った。
昨日の東町ひがし茶屋街とは目と鼻の先くらいに近い。国道と川(浅野川)を挟んだ対角線上に位置する。
朝ということもあるが、ひがし茶屋街と違って静かだ。

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じつはこの主計町茶屋街からnakaさん宅が見える。
いいとこにお住まいだなぁ。
この茶屋街には旅館、民泊施設、料亭、ギャラリーなどが混在している。
たぶん個人の家もある。あちこちで目についたのは玄関に下げられたトウモロコシ。
魔除け?厄除け?
うちにも下げようか。

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人しか通れない狭い路地を歩く。
この先の角で近所にお住まいとおぼしき老婦人に出くわした。
するとそのご婦人は角で待っていてくれた。すれ違いやすいようにとの心遣いだ。
すれ違うとき「どちらから?」と聞かれたので、熊本から来たことを告げると遠くから来たことに驚いて、ゆっくり楽しんでいってくださいというようなことを金沢弁で言ってくれた。
金沢の言葉はどこか関西弁っぽいが、柔らかくてよろしゅおすなぁ。

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そういえばタクシーの運転士さんが私たちを見て「茶屋の女将さんと旦那さんかと思いました」と言った。加賀の人間に見えたのか、それとも単なるお世辞か冗談か・・・。
くらがり坂は透きとおる新緑がきれいだった。また訪れることがあれば、ぜひ夜の茶屋街を見てみたいものだ。

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ヨメの好きな雑貨屋さんに入ると、ピクルスがたくさん売ってあった。
「加賀野菜」としてブランド化されている野菜が多いし、そういう食文化があるのだろう。
1日目の魚半で最初に出たのもたぶんピクルス。
野菜だけではなくて小さく刻んだキウイも入っていた。味付けが絶妙で旨かった。
でもピクルスは買わないヨメ。酢のものが根本的に苦手。

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次はワタシの好きな蓄音器館に入った。ここは撮影可能な1階の展示スペース。

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2階に上がると1日3回の試聴会が始まっていた。
米ブランズウィックのバレンシア、ヴィクトローラ・クレデンザ、英HMVの194、日本製の木製ホーン型はSONYの創始者である盛田昭夫氏が自宅で聴いていたものだという。
写真や動画は禁止されているようなので控えたが、どれもすばらしい音だった。
レコードの回転が安定していることにビックリした。うちの小さなポータブルタイプはワウ・フラッターがちょいと気になる。
毎日3回定期的に使い、きちんとメンテされているからだろう。
最後に100年以上前のエジソン型と呼ばれる蝋管蓄音器を聴かせてもらったが、これも驚くほどいい音だった。言ってみれば元祖リニアトラッキング式だ。(写真は別の蝋管式)

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気分がハイになったところで、ニッパー君を買った。2,160円。
ワタシが買った唯一の金沢土産だ。土産と言ってもだれかにあげるわけじゃないけど・・・。
植木市や蚤の市で買わずによかった。値段があまり変わらない。なにより金沢の蓄音器館で買ったという貴重な思い出までついている。言ってみれば血統書付きのようなものか。

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ビクター製品にはこれまであまり縁がなかったけれど、最近は蓄音器が2台ともビクターだし、ことし買ったテープデッキもビクターだ。
ビクター、いいぞー。

主計町から近江町市場へ向かって歩いた。歩くといろんな景色が見えてきて楽しい。

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距離にして400メートルほどの街並に面白そうな古い家がたくさんあった。
めんやは麺ではなく、お面を作って売る店だった。
それだけで商売が成り立つのか心配になる。

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近江町市場は、nakaさんによると近年は観光化されて面白くなくなったという。
市場といえば普通は一般消費者が来るところではなく、卸屋と仲買人が売買する場所だった。うちの近くにある熊本田崎市場はいまもそうだ。
そういえば近江町市場の客はほとんど一般消費者だ。それが最近は、買うだけでなく食べる所が増えているそうだ。
私たちはその観光化に甘えて魚屋の一角で寿司を食った。これはのどぐろのあぶり。

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手持ち金が底をついたので1人前10貫を2人で分け、のどぐろは1貫ずつ食べた。なぜかビール代はあった。
昼から飲むビールはうまい。
近江市場なのに魚は買わず、いがらまんじゅうを自宅の土産に買う。
いがらまんじゅうはこういうお菓子。食品サンプル画像で許して欲しい。
外側のもち米を黄色く染めたような餅。食感はおはぎ。輪島朝市で売り切れていたのだった。

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電車の時間が近くなって、腹ごなしに金沢駅まで歩く。
しかしこの鼓門(つづみもん)はすごいな。

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柱がらせん状に組まれていて非常にダイナミックだ。

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屋根部分も木造で、美しいカーブを描いている。

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この門から入ったところが「もてなしドーム」という。こちらは金属のパイプ組み。

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16時ちょうど発のサンダーバードに乗り込んだ。

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楽しい時間はどうしてアッという間に過ぎ去るんだろう。
ねぇ、ニッパーくん。

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このシリーズおしまい。

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Commented by naka at 2018-06-05 18:01 x
4日間お疲れ様でした。
今日のブログは当地金沢らしいところを紹介して頂きありがとうございます。

私からすれば何気ない路地や厄除けのとうもろこし、べんがら格子は日常です、私が熊本へ伺えば同じように
表現できるかな。?
蓄音機館に寄られたのですね。
tamaさんにピッタリ合ったのではないですか。

金沢まちなみ特使を贈呈しましょう。(笑)
Commented by YDの寅次郎 at 2018-06-05 18:43 x
こんにちは鈴愛ちゃんが海にいるみたいと同じようなスタートにイタリアン料理を連想しましたが近江市場の寿司屋さんでしたか同じような金沢の古い商店で飴屋に寄った時母が昔の実家で水飴を作っていた話を思い出しましたそんなボクの昼ご飯は玖珠産豆乳に糸島市の醬油に福岡産黒糖のうどん汁「おいしゅうございました」思い出が蘇ります追)豆腐を作る際昼ご飯代わりにオカラ(そのままで美味しい)を茶碗分食べて珍しく便秘になりました。
Commented by tama_photo at 2018-06-05 21:22
> nakaさん
コメントをありがとうございます。
いいえ、まだ上っ面をなでただけのレポートだったと思っています。また行かねばなりません。そして夜の茶屋でつかの間の極楽に漂い、石蔵のJBLを聴くまでは死ねません。
じつはですね、べんがらの板壁を昨日の枕崎ツーでいくつか見ました。きっと潮風に強いのだと思いました。だとすれば、探せば熊本にもあるはずですね。
 by 金沢まちなみ特使 tama
Commented by tama_photo at 2018-06-05 21:27
> YDの寅次郎さん
個人的には西より伊が好きなんです。珍しいからここに入りました。でも西も伊と似ていますね。気候が暑いぶん、さっぱりした料理が多いかもしれません。
おからは通じによさそうですが、そうでもないのかな。寅次郎さんがふだんからセレブな食生活を送っているから、胃がビックリしたんでしょう。
Commented by テンジン at 2018-06-06 09:02 x
このシリーズは黙ってみていましたが「金沢に行ってみたいな」と思わせる魅力を感じています
海から近いのに保存食を造る? 京都と何か関係あるのかしら
風景や料理方法は京都を思わせますが人のふれ合い方は違うんだろうな
こんなところで日本海側の旨い魚でおいしい日本酒を飲みたいものです

現実の世界に戻ると不景気から資金が必要な自営のバイク仲間が大切にしていた再生旧車のヤフオク処分を手伝うことになりました
エクスポートセニアです
ツートンの2代目までなら欲しかったけど、ディスクじゃいらないな
Commented by tama_photo at 2018-06-06 13:25
> テンジンさん
黙って見ずにコメントをお願いしますダ(^^;
金沢は古くから京都とつながりがあるのでしょうね。京都のことも金沢のこともよく知りませんが、なんとなくそういう匂いを感じました。
それと雪に閉ざされる期間があるせいか、手工芸が盛んで特産品もすごくたくさんありますね。そういう風土があって、金沢在住のブロ友nakaさんも自然と革細工を始めたのかなと思いました。
商売はどれも厳しい状況ですね。小さい会社は高齢者をターゲットにしたらいいと思うのは、単純な素人の考えでしょうか。これから先増えるのは高齢者だけだし、若者はどんどん減るからお先真っ暗です。
by tama_photo | 2018-06-05 12:18 | ドライブ・旅行 | Comments(6)