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恥的凡ミス

友人から無期限で借りているLP数十枚のうちから、ジャズを引っ張り出して聴いてみました。
ライオネル・ハンプトンは有名なヴィブラフォン奏者ですが、元はドラマーだったって知ってましたか?
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しばらく聴いておかしさに気づきました。
ヴァイブの高い音が右から聴こえる・・・。
奏者から見ればヴァイブは左側が低いキーで、右に行くほど音は高くなります。ピアノと一緒です。
恥的凡ミス_d0032222_10493272.jpg
そして、だいたいこういうスタイルで演奏します。
私たち聴衆は普通、奏者と対面して聴くので、向かって左が高い音で右が低い音。
のはず。
恥的凡ミス_d0032222_10512536.jpg
それなのに、高い音がなんで右側から出てくるんだろう???

ヴァイブは楽器の幅があるので、録音にはマイクを2~3本使うみたいです。
恥的凡ミス_d0032222_10524636.jpg
もしかすると、演奏者目線(耳線?)で録音しているんでしょうか。
それはどう考えてもおかしいですよね。
そんなふうに思ったことをFBに書き込もうとして、念のためにオーディオチェックレコードをかけてみました。
するとクロストークチェックのトラックで、右chと左chが入れ替わっていることが分かりました。
入力から出力へ順を追って配線を調べていくと、トランスの出力が右と左で入れ替わっていたのです。(再現写真)
恥的凡ミス_d0032222_11354312.jpg
レビンソンのプリアンプLNP2Lの入出力端子は、背面から見て左がLで右がRです。
左がLで右がRならそれでええやん、当たりまえやん・・・と思いがちですが、アンプとして置いてみると、左右が逆になってしまうのですヨ。
恥的凡ミス_d0032222_11055010.jpg
アンプの裏から見たとき、右側にあるのは左スピーカー。左にあるのは右スピーカーです。
LNP-2Lはプリアンプだからスピーカーにつなぐことはありませんが、アンプ背面に表示がないので「向かって左がL、右がR」と呪文のように自分の頭へ刻み込みました。

その固定観念で昇圧トランスを背面から見たのでしょう。
トランスは左が右chで右が左chなんですね~。
何の疑いもなく、左側に左chを右側に右chをつないでシマッタのだと思われます。
ちょっと注意すれば、隣のB-INもA-INも左が右chになっているのはすぐ分かることじゃないですか。(再現写真2)
恥的凡ミス_d0032222_11400101.jpg
なんという凡ミス。なんという注意力のなさ。
FBに投稿せずによかった・・・恥かかずに済んだ・・・。


Commented by moomin at 2019-07-13 13:12 x
お久しぶりです。いやいや音を聞いて左右の挿し間違えに気付く方がビックリですよ。普通に気付く人の方が圧倒的に小数と思います。
ところでオーディオ機器の裏の配線を見て美しいと思ってしまうのはかなりやられてるんですかね(笑)?。
LNP-2Lのテプラ表示はご自分でやられたのですか?。私が譲って頂いた真空管アンプはマジックでL、Rと書いてあって実に美しくない(笑)。それだけの為にテプラ買うのもバカらしいのでそのままですが。
先のブログで小音量で楽しんでおられるとの事で私も近所からクレーム来たらいけないので必然的に小音量です。スマホの騒音アプリで測るとスピーカーから3m離れた視聴位置で日中は平均67dB。ピークが73dBくらいでした。最も良い音で鳴るスイートスポット的な音量は75dB以上。ピークは85dBでしたが、これでずっと鳴らせる環境だったとしても控え目な60dB前半くらいの音量で流し聴きして眠りに落ちる方が好みにあってるようです。
音工房Zの音響パネルは毎回悩んでる間に瞬殺されてますが劇的に変わる訳でも無さそうな気もします。失敗すると粗大ゴミですしね。
Commented by tama_photo at 2019-07-14 01:22
> moominさん
音の配置がおかしいから気づいただけのことです。ビル・エヴァンスのピアノでも高い音が右から聴こえました。半年くらいこの状態でいたような気がします。(^^;
テプラはDIYです。天板にきちんとレタリングしてあるんですが、ラックに収めたら見えません。ML社の設計ミスですね、これは。
音響パネルに過大な期待は禁物かと思います。音場の補正には、やっぱり測定器が必要でしょう。手始めに私も騒音アプリをインストールして、快適音量を測ってみよっと。

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by tama_photo | 2019-07-13 11:45 | Music & Audio | Comments(2)

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