2021年 06月 08日
スキャンを工夫
小金井市のYさんの画像掲示板にシノゴ写真をアップしたところ、スキャンニングの方法を伝授いただいたので、ちょっと工夫してやってみました。
Yさんの指摘によると、プレビューの後でヒストグラムをいじらないとまともな画像にならないようで、私もそのようにしてみました。
①の黒白三角形をグラフの範囲に合わせます。
まともな画像なら②のトーンカーブが1本の線になるらしいのですが、これだけ劣化した超人ハルク的フィルムでは無理です。緑だけが独自のカーブを描いています。
③の出力も動かしましたが、どこがどう変化したのか、もう忘れてしまいました。( ̄▽ ̄;)!!
でもいろいろいじっていると、右のプレビュー画面がそれに合わせて変化します。上の画像でもお分かりのように、まともな色合いに変化しました。
これでスキャンを始めると、以前とは全然違う画像が上がってきます。
それをフォトショップで色調補正したものがこれです。
2400dpiでスキャンすると、4×5フィルムは10,823×8,600ピクセルの大きな画像になります。
それを適当な大きさに縮小してゴミを消し、色調補正して別画像で保存します。
これは山上の銅像です。
どのフィルムも中央部分の色がおかしいことに気づきました。
おかしいのは周辺部で、少しはまともな色なのが中央部なんです。
Yさんの見解では「真ん中に色の違う部分があるのは、周辺四隅から光が浸み込んでこうなっているのかもしれない」とのことです。
これは山の上の銅像。周辺の劣化が他のコマよりひどいように感じます。
全体の色味を合わせようとすると、中心部がひどく赤っぽくなりました。
顔の部分をトリミングしてみました。
これだけ切り抜いてもマトモな画が出るのは、さすがに大判ですね。
スキャンニングも知れば知るほど奥が深いですね。
楽しくなってきました。
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fd2eos at 2021-06-15 10:08
色ムラは露出ムラと同じなので、撮影(スキャン)の時に露出ムラにならないように撮影(スキャン)しないといけません。
ネガ状態で露出ムラがある場合は、Photoshopでグラデーションマスク等をかけて、ムラを無くすように努力します。
補正はPhotoshopでやるようにして、Epson Scanで入力ヒストグラム(丸1)や、出力(丸3)の値を狭めてはいけません。
RGBチャンネル(A) 入力で、0 1.00 255、
出力 0 255 で撮影(スキャン)し、Photoshopで補正した方がいいです。
https://fd2eos.exblog.jp/27629309/
https://fd2eos.exblog.jp/27629514/
中央と端で色ムラがあるのは、レンズの周辺光量の違いからです
ネガ状態で露出ムラがある場合は、Photoshopでグラデーションマスク等をかけて、ムラを無くすように努力します。
補正はPhotoshopでやるようにして、Epson Scanで入力ヒストグラム(丸1)や、出力(丸3)の値を狭めてはいけません。
RGBチャンネル(A) 入力で、0 1.00 255、
出力 0 255 で撮影(スキャン)し、Photoshopで補正した方がいいです。
https://fd2eos.exblog.jp/27629309/
https://fd2eos.exblog.jp/27629514/
中央と端で色ムラがあるのは、レンズの周辺光量の違いからです
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tama_photo at 2021-06-15 17:55
by tama_photo
| 2021-06-08 20:53
| カメラ・写真
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